ざざむし。

春の味

カミツキ釣りの前に山菜狩りにも行っておりました。
記事的には何の面白みもないのですが、自分用のメモみたいなものなので記載しておきます。
あまり遅れると時期的にメモの意味もなくなるし。

まずは普段行くことのない奥多摩へ。
急遽でしたが行くメンバーの隙間に寄生させていただきました。
今回はあのエリアが庭のようなプロフェッショナルの案内なので、まさに寄生してるだけでした。
シーズン終盤の花粉の猛威で常時ライフゲージが赤点滅してたので助かりました。

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タラの芽、ニリンソウ、シオデ、ワラビ、ワサビ、ゼンマイ

そういえばタラの木の墓場を見た。
大きくなると手が届きにくくなり、多少曲げてでも取りたくなるのはわかる。
しかしあれは酷い。折られまくり、裂けたまま立ち枯れになっているのが無数にあった。
あの場に残された僅かなタラノキには頑張って欲しくて採る気になれなかった。
どんな人がやったのか知らないけど一人二人ではないと思う。
もうちょっと自然から頂いているという心が欲しいと思うよね。

ゼンマイ大好きだけど胞子葉はしっかり残す茸本さん
このへんはこのくらいにしておきましょうかと、適度なところで幕を引くTさん
今回はわかってる人達と一緒で良かったけど、知らない集団に飛び入りで蓋を開けたらモラル皆無の中だったらと思うとゾッとしますね。

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アミガサタケ、イラクサ
アミガサは何アミガサか知らないけど、もう枯れる手前のが多かった。

山菜狩20160417_03ヤブレガサとリョウブも少々。
リョウブは採ったことなかったけど、試しに採ってみた。
全く特徴的な香りもなくて期待できなかったのでおにぎり1個分くらいでいいかなと。

山菜狩20160417_04ニリンソウまみれ。
そのままだと毒があるけど、茹でこぼして無毒化するタイプ。
都内だと板橋区では保護対象になってるので注意。

山菜狩20160417_05今年は近所に全く生えてなくてやっと食べられる。

いやぁ、とてもじゃないけど、自分一人で手探りで散策してたらあんな短時間にあれだけの種類と量は採集できなかった。
やっぱり庭の主はどこでも強いですね。

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どれもこれも一度には食べられないので、ニリンソウとゼンマイとアミガサタケは干した。
ゼンマイはカミツキ狩りから帰れなかったので揉み揉みできなかった。
そのうち使う。

山菜狩20160417_07リョウブは軽く茹でて刻み、少し塩振って炊きたて御飯に混ぜてみた。
すると、ほのかにお茶のような香りが立った。
あ、これ意外とイケるんだなと思ったが後の祭り、少ししか採ってこなかったので物足りない。
ということで山菜狩20160417_08 フレッシュな葉ワサビを刻んで醤油かけて
山菜狩20160417_09リョウブ飯の葉山葵丼に。
うん、お茶が入ってないのに茶漬けみたいなバランスの風味。
体に優しそうでこれはなかなか良いものだ。

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細いシオデは茹でてマヨネーズで。
味は殆どアスパラガス。

山菜狩20160417_11ちょっとだけ採ってきたヤブレガサは~

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イラクサと一緒におひたしに。
イラクサのクセのないシンプルな瑞々しさと、キリッと引き締まる大人の苦味なヤブレガサ。
どちらも美味い。

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イラクサの葉とワラビのおひたし。
イラクサの葉はホウレンソウみたいな味で個人的には好き。
茎より葉のほうが栄養あるらしいから食べたほうがいいしね。
鮮度の良いワラビも一味違う。

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シオデ、ヤブレガサ、タラの芽、ワラビ、アミガサタケ、ユキノシタの天麩羅。
シオデは特に太いやつだけ。まさにアスパラ味。
タラの美味さはテッパンだが、フレッシュなアミガサ天麩羅は急に旨味が強くなるので不思議。
ヤブレガサの苦味は嫌味じゃなくてほんとにアクセントとしていいね。

ワラビは茹でてアク抜きした後、一部だけおひたしで食べてあとは醤油漬けにしました。
醤油・酢・味醂で漬ければ日保ちしますし、そのまま食べるのもいいですが

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ワラビとろろ丼にするのも良いです。
売ってる水煮ワラビと違い、まな板の上で包丁で叩くだけでめかぶに近いようなヌメリでトロトロになります。
醤油漬けにした葉山葵とも合い、丼が飲み物と化します。
海苔とも合うのですが在庫が尽きてたのが残念。

その後、カミツキ狩りに行ったのですが、アタリ待ちが暇なので終盤に適当に野草摘み。
こちらは山でないので、いわゆる土手菜というやつでしょうか。

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ギシギシの若い花穂、クズの新芽、ヨモギ、クコの新芽。
ありえないほど一面がノビルで埋め尽くされた場所もあったのですが、帰りにでもと思っていたら場所忘れてしまいました。

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クコは塩茹でして水にさらしておひたしに。
一部はお茶用に干しました。
クコは漢方でも有名ですが、新芽はクセがなくて万人向けですよね。

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ギシギシの花穂は酢の物に。
もっと早い時期の極若い新芽もヌルヌルで美味いのですが、花穂はプチプチとしてどこかトンブリに似た食感もあります。
ただ、少しでも成長するとザラザラして苦くなるだけなので採集段階が限定的です。
膜に包まれた花穂が葉から僅かに顔を覗かせたくらいで摘んできて、茹でて葉を捨て、水に晒せば酸味や苦味がなくなります。

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ヨモギとクズの新芽は天麩羅に。
ヨモギは春菊かと見紛うような立派な瑞々しいものだったので食べ応えがありました。
近所にはこんな立派なの生えてないし、沖縄で売ってたやつより美味そうだった。

クズの新芽は夏までずっと出続けるのですが、この時期の芽がいちばん美味しいような気がしている。
クズは生命力が強く、どこでも邪魔な雑草扱いである反面、高級な吉野葛の原料ともなる良質なデンプンを作る植物でもあります。
冬に葉が枯れ落ち、枯れ枝のような色になった蔓から伸びる青々とした芽は、冬季に根に溜め込んだデンプンを使って生長する新しい命。
太く短いものを選び、10~15cm程度のものを摘んできて天麩羅がオススメです。

クセもなく、タラノメとシオデを足して2.4で割ったような感じでしょうか。
揚げたてでないと少し毛が気になるので、揚げたてで食べると甘味があって美味しいです。
誰も見向きもしないけど実は美味しいっていうのは野食の醍醐味のひとつですよね。

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Comments & Trackbacks

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  1. 何ヶ月も前の記事ですが、ちょっと気になったので一言……。
    タラノキは生育が早いですがその分寿命も短く、ある程度大きくなると一気に立ち枯れます。
    また、脆い木なので枯れたあとは特に折れやすく、風雨に晒されて折れたり割れたりします。
    タラノキは地下茎を伸ばして林を作りますが、親が枯れると繋がっている木のほとんどが一緒に枯れるので、枯れた直後はまさに墓場のようになります。それも割とすぐに風化しますが。
    もちろん、心無い誰かの乱獲で枯れてしまった可能性は否定できませんが、栽培する場合などは定期的に剪定してあげたほうが長生きするような植物です。
    せつなさんがご覧になったのは、ちょうどそういう自然死を迎えた光景だったのではないでしょうか?

    • なるほどそんな特徴があるのですね。
      しかし道路周り一面が立ち枯れ折れまくりで、所々僅かに残っていたものが簡単に届かない奥に見えるものばかりって明らかにおかしいですよね。
      いずれ庭に植えたいなと思っているので参考にさせていただきます。

  2. ミッキーアイル

    イラクサって食べれるんですね(^_^;)渓流に入るときにチクチクするので今度お浸しにして見ます。知識が有るのは良いですね。24日にニラと水仙を間違えて一家食中毒の哀れな記事がありました。

    • ミヤマイラクサが有名だけどイラクサも食べられますね。
      棘はモロにヒスタミン注入されるので注意ですが、茹でるだけでなんともなくなります。
      茎は皮剥かないとダメですが。

      ニラとスイセンの間違いはかなり昔から定期的に起こってますね。
      みんな鼻効かないんでしょうかね。不思議です。

  3. 研修中に泊まったホテルの山の中が山菜採取禁止になってまして、理由を聞いたらタラノメ採りのマナーが悪すぎるのが原因だと聞きました。
    マナーを守らないと自分に返ってくるといういい実例を見ました。

    • そうなるよね。
      釣り場の過度な路駐や投棄も同じ、結局、たまにしか行かない場所だからすぐ見えなくなって罪の意識がないんでしょうね。

  4. 山いいなあ山。

    私も今年初めてリョウブを収穫して食べてみました。
    天ぷらと、茹でてそのまま食べましたが、味がなかったように感じてしまい。。。
    刻むと香りが出るのかな?

    ギシギシの花芽は食べたことないです。
    次に機会があったら摘んで食べてみようと思います。

    クズにはマルカメムシが結構大量についている事があって、それを見ると食欲なくしますが、クズの天ぷらは大好き。
    葉をつけたままだとなんだかもそもそするので、私はいつも葉をはずして茎と芽先だけにして揚げて、マヨネーズ醤油で食べています。
    太い芽を収穫して、時間があれば皮をはいで茹でて食べるのも好き。手間かかりますのであまりしませんけれど。

    ヤブレガサいいな。食べたことないから食べてみたいです。

    • リョウブぜんぜん香り無いですよね。
      刻んで軽く塩振って混ぜて、ちょっと置いてたら勝手に香りが出てました。

      クズのカメムシはついてるやつにはビッシリついてますよね。
      根こそぎ捕まえてパクチー代わりに使っちゃえばいいんじゃないかな(適当

  5. なんだか…悲しいですね もっと相手の植物のこと,どうしたら来年も生きてくれるかとか長く楽しめるかとかちゃんと理解して勉強して,採取に臨みたいものです..

  6. タラノキの件は第一にタラノキの特性を知らない人がやっちゃうんでしょう。第二に知っている人でも最後の芽を「他の木を探しに行くのは面倒だし、誰が採ったか判らないし・・・。採っちゃえ」となっちゃうんでしょうね。
    それに山菜は山野草。更に野草は雑草→なくなら無いイメージ(下手をすれば雑草駆除してあげてるんだから)ですかね。
    昔なら「最後の一芽は神様の物」等と言って採らないルールがあったりしたのでしょうが、今は見つけて採った者勝!ですからねぇ

    • 誰でも最初は初心者だし、今は情報にまみれてるので新規参入も多いですしね。
      酷かったのは道路から見えるエリア一面だったので、単に初心者というよりは性格上の問題のほうが大きそうな印象は受けました。
      コシアブラの大樹を切り倒す奴までいるそうですよ。
      草どころの話ではなくて呆れました。

コメントしたければしてもいいのよ?(カエストハイッテナイ)

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