ざざむし。

ガイアナ遠征2016春-8日目 徘徊・修行・狂喜・落胆

深夜の対岸ガサガサ開始。
しかし、だいたい見たやつばかりで変わったものは少ない。
奥の湿地帯にも突っ込んでみたが、水辺はデンキウナギが出そうで一人で踏んでファーストインパクトくらったら死ぬ気がしたので深入りはせず。
よく考えたらアナコンダもヤバいし。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ちょっとフエダイっぽい面構えのシクリッド。
ぜんぜんわからん

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
グラスナイフ。
わりと見かけるんだけど、動きがめちゃくちゃ速い。
岩場だと網と岩の小さな隙間を的確に狙って逃げるので捕獲が結構大変。
見た目からは想像できない機動性の高さ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
めちゃくちゃ無精髭が生えてたプレコ。
ここは岩盤に柔らかい層が混在しているのか、あちこちの大きな岩に1mも細い穴が開いていたりして逃げ込まれると捕まえるのが困難。
捕まえられたのはこの1匹だけ。

そんな中で悲報
ウォーターシューズの靴底が両方とも剥がれる。
やっぱり安物はダメだ。

靴底が完全になくなりペラペラになったので岩場を歩くと常にヘタクソな足裏マッサージをされてるような痛み。
飛び降り着地の衝撃ヤバイ死ぬ。
現実はオラの靴ぶっ壊れてんだとか言ってパワーUPしたりはしない。

20mほど下流側を見ていると、相変わらずワニ達がいる。
しかし、赤く光るワニの目と思っていたもののひとつが斜めに陸上へ上っていき消えていった。
なんだあれ?
明らかにワニじゃないのがいる。
そういえば昨夜、テント前からこちらを見ていた時、森の中から青緑に光る目が水辺へ近づいてきて、去っていったのを見たがあれも何だったんだろうか?
まだ目にしてないものが多すぎて興味は尽きないが、足裏のHPが尽きたので仮眠。

しかし大きなボイル音で1時間もせず目覚める。
ボイルというより、まるでイルカが腹打ちしてるような轟音だった。
だがエセキボ川にイルカはいない。
見ていると、同じ個体と思われるものが20mくらい間を空けつつ4連発跳ねながら下流へ去っていった。
暗闇の中で飛沫の白さしか見えなかったが、あんな巨大なのルアータックルで止められる気がしない。
とりあえずエサを釣って大ナマズタックルでエサをぶち込むか泳がすしかない。

時間は未明の4時頃。
夜中のスコールが降りだすが気にせず竿を振り続ける。
ボイルも多数発生しはじめた。
明らかにメーター近い大型カショーロもいる。
しかし食わない、今日は届いてるのにバイトすらない。

5時が過ぎ、灰色の世界に次第に色が燈り始める。
20kgはゆうにありそうなレッドテールキャットの鮮やかな尻尾も見える。
サメのような切れ込みのある巨大な尻尾が水面を抉るのも見えた。
おそらくあれはピライーバか。
距離はだいたいどれも岸から3~40mくらい、狙える距離なのに何も反応しない。
ストレスがハンパない。
めちゃくちゃ深いエリアなのに、あいつらが何故水面に浮いてくるのか理由がサッパリわからない。
ウキで餌流してたら口使うんだろうか?

結局、バイトがあったのはドシャローにいた何か1匹だけ。
5投も連続でしつこくアタックしてきたのに掛からない。
小さいタライロンだろうか。

ルアーに反応なし、餌も釣れない、これじゃ打つ手なし。
惨敗だった。
せめて餌1匹だけでも持って渡るべきだった。

朝御飯の後、おばちゃんが突然面白いものを持ってきた。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
こ れ は !!!

超有名なアイツじゃないの!?

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
投棄されているヤシの中心部、柔らかくなったところにいたらしい。
おばちゃんが腕を突っ込んで掻き出していたが、この4匹止まりだった。

「美味しいから今晩のディナーにでも出してあげるわよ」
なんてことを言ってる。
寝不足も吹っ飛びテンションが上がり、本日の釣りへ。

今日も昨日と同じ船・メンバーだ。

例によってパクーがいる度に止まる船。
いやまぁ、まだ釣ったことないから自分も釣りたいけどさ。
Kさんが今回釣ってきた70cm8kg!?の巨大レッドパクーの写真も見てるので、あの暴力的なパワーも味わってみたい。
途中、それに近いレッドパクーの群れが高速でボート脇を泳ぎ去っていく。
否応なく道草の時間が増えるも釣れない。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ガイドがパクーの外道で釣ったクーリーローチみたいなカラーのニゴイのようなやつ。
なんでこんなカラーになるんだろうか。
一見、コイ科っぽい見た目なのに脂鰭あるし。
こういうやつをもっと見たいし触れたいけど時間が足りない。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
モツゴやムギツクのバケモノみたいなやつ。
美しい。
こいつも脂鰭があるなぁ。
こんなカッコでもカラシンなんだろか。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ビーフリーズ食ってきたシルバーフィッシュ。
35cmくらいあって激太、これくらいあれば食べてもいい。

途中、ガイドが森に入り木を切ってきたかと思うとあっという間に竿を作った。
簡単そうに見えて、タイミングなのかなんなのか、パクーはなかなか食わない。
エサもなくなるとでっかいカワニナを使ったり。
散々やって、ガイドに1匹釣れただけで我々はピーコ少々にピラニアの群れだけ。

ナマズポイントに到着したのは昼過ぎ。
もう半分終わっちゃったよ。

エサは釣れるが本命の反応は皆無のまま時間が過ぎる。
相変わらず大きなコンゴウインコが尾をたなびかせてギャーギャーと飛んでいる。

突然、カショーロがボイルした。
キャストするも反応しない。
セーヤさんに一発バイトがあったが、シュガーミノー110が浸水して帰ってきた。
たった一噛みでドリルで開けたような穴が貫通していた。
アイスピックでおもいっきり刺したらこんな穴が開くだろうか?
ほんと、日本の常識が通用しない。

ふと足元でガタガタと異音。
エサ釣ってた竿が宙に浮いて穂先が水面に突っ込んでる!
慌てて掴み、巻き上げる。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
40cmくらいのブリンカだった。
こんな程度のやつにタックル持ってかれたんじゃたまらない。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ヒヤッとさせた罰で泳いでもらいます。

結局、今日はめぼしいものが釣れなかった。
帰る途中のルアーにも反応が悪い。
カショーロどころかピーコやビクーダすら少ない。
かなり凹んで帰ってきた。

そして、どんな味かと楽しみにしていたアルマジロがいなくなってることを知る。
どうやら現地人がクーラーを交換したかったようだが、その時に逃げられたっぽい痕跡。
まじか・・・。

この夜はブッコミにもルアーにも反応なし。

そして、楽しみにしていたゾウムシの幼虫は跡形もなかった。
なんなん!?
期待させといて叩き落すとか酷い。
日本のサービスに慣れすぎ平和ボケしていることを実感する。

晩飯は何だったか覚えていない。
そして、持ってきたはずの500本のビールが尽きた。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
日暮れから2時間くらいは光に対する虫の反応が凄まじい。
水面を照らすと1分くらいでカゲロウの死体の山になる。
光に嬉々として集まり、そして死ぬのだ。

今日の自分はこんな気持ちで深い眠りに落ちる。

前←ガイアナ遠征2016春-7日目 ブラックウォーターは人魚の涙
次→ガイアナ遠征2016春-9日目 空回りの始まり

URL :
TRACKBACK URL :

Comments & Trackbacks

  • コメント ( 4 )
  • トラックバック ( 0 )
  1. 初めてコメントさせてもらいます。
    旧ブログの頃からファンでした。

    クーリローチみたいのはアブラレポの一種
    ムギツクのバケモノはヘミオドゥスの一種ではないでしょうか?

    最近は見ませんが20年以上前の熱帯魚の指南本では美魚として載っていました。

    • シミリスとか似てますね。
      確かにおぼろげに昔何かで見たような記憶はあるかも。
      実際ピラニアが多い場所だと、大きなものを捕獲できても鰭を食われてるものなどが多くて弱肉強食を実感します。
      時間と懐が許せばまたどこか行ってみたいですね。

  2. ヤシオオオサキター(≧ω≦)

    と思ったらキテナイー(´・ω・`)

    アルマジロも残念でしたね…読んでるほうもたいへん残念です。。

    • もうね。残念オンパレードすぎてね。
      アルマジロはほんとマグレすぎたから、あんな状況で遭遇することは一生ないんじゃないかと。

コメントしたければしてもいいのよ?(カエストハイッテナイ)

*
*
* (公開されません)

CAPTCHA


よく読まれている記事らしい

Return Top
ツールバーへスキップ