ざざむし。

遂にミズウオを狙って釣った!

ミズウオといえば駿河湾のミズウオ拾いは冬の風物詩。
と言っても、不味いことで有名だし、ちょっと変わった趣味の人が拾うくらいのもの。
拾うのが有名すぎて「釣る」という対象にはなっていないっぽく、船でも陸でもたまたま釣れた話は稀に聞くけど、狙ってる人はめちゃくちゃ少ないと思う。
だから何も確立されていないので全てが手探り。

そもそも、岸近くまで浮いてきてエサ食うのかという疑問もあったのだが、何でも食ってしまうことで有名な魚なのでヒントは多い。
深海から浅場の魚は勿論、あらゆるゴミまで飲み込んでいる。
なんとか釣れないものかと、私の変態な知人達も幾度とチャレンジして撃沈を繰り返し屍を築きあげてきた。
私は今年から初チャレンジだったのだけど、前回は全くカスリもせず、死体も落ちていなかった。
それなりに捕食パターンを想像していったのだが、そもそもいるのかどうかすらわからないので準備が合っていたのかどうかすらわからないまま、サーフを14kmランガンして撃沈した。

そして昨夜が2度目の挑戦。
前回より水温が落ち、新月の今週に絞っていたので出動した。
ミズウオ釣り01実は先週、知人が拾ったミズウオの中に「浮子が入っていた」と報告してくれていた。
浮子って・・・水面まで来てもエサ食ってんのかよ。
前回は中層以深に絞って考えていたのだが、考えを変えてみる必要があると思った。
また、歯物なので噛み付き系のように見えるが、とにかく胃袋がデカいらしいし、あれだけの口が開くなら吸引力もそこそこありそう。
ということで、今回は遠投できつつ水面下1m以内をゆっくりトレースできて、吸い込み判定の大きいエアオグルをチョイス。
フックは刺さり重視で細軸、掛かり重視で大きなサイズに変更。
ゴミも食うくらいだから、色などはあまり関係ないだろう。
新月なのもあり、ただただロックオンしやすく目立つように適当にグローを吹いておいた。

更に歯を考慮して一応ワイヤーで接続し、フルキャストして着水即テクトロ。
ゴミ食うくらいだからワイヤーで食いが悪くなることはないだろう。
海岸線に対してラインが30度くらいまで歩いたら巻き取ってまたキャストの繰り返し。
ミズウオ釣り02テクトロしながらだと足元が探せる。
前回は無かった死体が落ちている。
鳥に食われまくっているので昼間に打ちあがったものだと思われる。
ミズウオ釣り03定期的に死体が落ちているが、見事に全部鳥にやられている。
死んでから流れてきたやつなのか?
それとも昼夜関係なく接岸してるのか?
ミズウオ釣り04結構でかいやつも落ちてる。
片道3.5kmランガンしてる間に、なんやかんやで5匹と顎1個が落ちてた。
ミズウオ釣り05わりと新しそうな1匹の胃袋の中身を見てみようと、腹を割いてみた。
写真ではわかりにくいけど、肉が物凄く水っぽい透明感でブリュブリュしてる。
メタリックなのは腹の内側の膜だ。
これを割くと内臓がでてくる。
胃袋は膨らんでないけど、何か入ってる。
触った感じ・・・エビの殻とかエラとかそんな感じ?
ミズウオ釣り06残念。
バーコードでした。
ほんとにゴミ食ってんなぁ。

片道3.5km、またしても前回同様カスリもせず、半ば諦めて上げ潮まで休もうかと迷いながら復路へ。

復路に入って500mくらいだろうか。
ラインは40度くらいだから、既にかなり岸近くまできているはずのルアーに何かが当たった。
ここまで落ちてた死体を触れてわかったが、チンピラみたいな顔してるくせに顎が脆い。
今回はミズウオだけがターゲットだから、シーバスやヒラメなら掛からなくて結構。
ゴミ食うくらいだからロックオンされれば勝手に呑みに入るんじゃないか?
極力アワセないで歩きから巻きへシフト・・・すると暴れた!
明らかにシーバスやヒラメじゃない暴れ方、もうこの時点でアドレナリンだばだばw
引きは全然強くないんだけど、それが本命の可能性を跳ね上げた。

きぃぃぃぃぃぃたぁぁぁぁぁぁぁあああああああぁぁぁぁぁッッッ!!!!!!!!!!!!!!

やっべぇ超嬉しい
釣れるのわかってるサワラより全然嬉しい!
狙って釣れたこの感動マジヤバい!
不味いのにwwwww

ミズウオ釣り07結構元気だけどビタンビタン跳ねる筋力はないみたいで、ぐでんぐでんのたうって砂まみれ。
たまたま上顎の鼻先に掛かったようで、アワセてたら多分ぶっちぎれてた。
20cmのワイヤーは真ん中付近にキズが入ってたので一応は役に立ったっぽい。
ミズウオ釣り08目の反射光がカッコエエ!
フィッシュグリップで掴んで砂を洗ったら、ちょっと暴れただけで顎先が千切れてオートリリースしかけた。
ミズウオ釣り09顔の写真を撮ろうとした時に気付いたことが重要。
タペータムも発達しているので、視覚で離れたエサを認識しているのかもしれない。
しかし問題はそこじゃなく。
撮影しようと口を開けると、結構簡単に口を開けてくれる。
特に、この時点では既に瀕死なので楽勝で口が開くのだが、すぐにじんわりと閉じていく。
そこで口の中がよく見える感じの絵が欲しくて間に石を置こうとしたのだけど、突然
「ガシュッ」
と勢いよく閉じるんですよ。
それも5回くらい繰り返した。
時に大きな石が抜けない力で、時にはじけ飛ぶ勢いで。
なんで?と思い、ふと、歯に当たらないように石を置いてみたら止まった。

こいつの歯、もしかしたらハエトリグサの毛みたいにセンサーの役割してるんじゃないの?
腹減った時は口開けて泳いで、歯に当たったものは大きかろうが小さかろうがとりあえずオートハングしてエサと認識しているのかもしれない。
これだとゴミをうっかりそのまま飲んでしまっている説明がつくんじゃないだろうか。

ってことは、今回もたまたま目の前もとい、歯の前をたまたまルアーがかすめたから噛み付いてくれただけかもしれない。
だとすると、ちょっと2匹目が釣れる気がしないw

満足したので散発的に打ちながら復路を行くと、往路に気付かなかったミズウオが落ちている。
こんなでかいの見逃すか???ミズウオ釣り10上が釣ったやつで、下が落ちてたやつ。
釣ったやつのほうが小さいけど、そんなことはどうでもいいのだ。

更に1kmくらい戻ったところに、また1匹落ちてた。
やっぱり今日は結構寄ってたのかも。

ウハウハで車に戻り、各所に報告して、さて帰ろうと思ったらおまわりさん登場。
職質受けて「ミズウオ初めて釣れたんですよ!」なんて話して本日の釣行終了。

ミズウオ料理編へ
ミズウオ副産物料理編へ

URL :
TRACKBACK URL :

Comments & Trackbacks

  • コメント ( 12 )
  • トラックバック ( 0 )
  1. 警官「ミズウオ釣りに来るなんて変質者に違いない、逮捕だ!」

  2. わお、釣れるんですね。すごい。

    食レポ楽しみにしてます。お腹壊しませんように~~。

    • 釣れちゃった感はぬぐえませんけど、これだけ狙いに行っての結果なので満足です。
      でも、食べ尽くした結果、もう二度と持ち帰らなくていいかなw

  3. いやあ、お見事です!
    歯に当たると食うとか。
    ならば、なおさらなぜに、ヒレに引っかかる前に、口に掛かったのかと、、、
    しかし、その前にツキを逃さない観察と準備あっての結果ですもんね!
    感動しました!

    • あくまでも想像のひとつだったんですが、普通に泳いでエサに向かっていって食べる姿も動画で撮影はされてるんですよねぇ。
      よくわからん奴です。
      しかも遥かに早い時期にもサーフで偶然釣られていた例があって、冬ならというのも絶対でなくて、謎すぎます。

  4. マグロはえ縄で釣ったのを思い出しました。
    ちぎっては投げ(海に)ちぎっては投げ(甲板に)ていたのを思い出しました。

  5. うおお…拾ったんじゃなくて、狙いに行って釣っちゃうなんて、さすがですね~(*^^*)

    自分だったらきっとフルパワーフッキングでリーダー切れか、顎破壊ですわ(^^;)))

    さ、あとはどう料理するかですな(  ̄▽ ̄)

  6. いそべまきまき

    調理&試食レポ楽しみにしてます ふぁいとぉー!!┗(  ̄◇ ̄)乂( ̄皿 ̄ )bいっぷぁーつ!!

コメントしたければしてもいいのよ?(カエストハイッテナイ)

*
*
* (公開されません)

CAPTCHA


よく読まれている記事らしい

Return Top
ツールバーへスキップ