ざざむし。

日本で買えるプラーソム

日本の「なれ寿司」のルーツとも言われている、淡水魚を使ったタイの発酵食品です。
簡単に言えば、
魚を開いて洗って、もち米とニンニクや塩を詰めて放置して乳酸発酵させただけ。
「白人の足の臭い」などとも呼ばれるほど独特の悪臭があるようで、現地でも誰もが食べる訳ではないようですが、ファンも多く根強く残っている伝統的な料理です。

日本って本当に便利なもので、タイに行かずとも買えちゃったり。
プラーソム1 太ったシルバーシャークみたいな何か(材料Fishとしか書いてないしwww)
27㎝1匹で780円。
しかし鮒寿司と比べて安いこと!
当然、現地と比べたら高いけど、そこはそれ。
加熱されてるように見えないから、菌生きてるような気がするんだけど検疫とか大丈夫なの?w
刻んで発酵させたものもありますが、どうせなら丸ごとでしょw

さて、食べ方ですが、現地でもイロイロ。
揚げる・焼く・そのままと様々らしいですが、タイ人っぽい店員さんに聞いてみました。
「イチバンイイノハ、ばななノ皮デ包ンデ焼クト、イイニオイ移ッテオイシイヨ」
生では食べられないの?
「生ハ食ベレナイトオモウカラヤメトイタホウガイイヨ」

店員さん、私を一般人と思ってナメてますね。
スーパー一般人ナメたらいかんぜよw

ということで解体。
プラーソム2意外に身がしっかりしてますね。
めっちゃもち米詰まってますが、捨てる訳ないとすると、やっぱこれは生ではどうかと思うね。
半身はこのもち米と一緒にバナナの葉で包んで焼いてみますか。
その間に半身を頂きましょう。
プラーソム3生と、小麦粉して揚げただけ。
まずは生から。
乳酸発酵してると思うと海外の生モノでも不思議な安心感がありますね。
勿論、乳酸菌が頑張り続けてくれてる保障もないんですがw

ふむ。
逝きかけた糠床に生ノビルの絞り汁を入れたような香りがしますが、旨味が強くてしっかり発酵が感じられますね。
鮒寿司と違って発酵期間もかなり短いので、しっかりした身を噛む度に旨味がいくらでも出てくる感じです。
これは暑い国で食べたら尚更うまそうな酸っぱさですね。

揚げたほうは香ばしさでかなり食べやすくなっていますが、それでも3噛みくらいで酸っぱさがガツンと来ます。
シメサバ仕込んだの忘れて1ヶ月海外旅行に行って、帰ってきたら鎮座してたシメサバを揚げたらこんな感じ?
他に何も味つけてないけど、これもずいぶん旨味濃く感じますね。
でも個人的には生のほうが好きかな?

さて、次は店員さんのオススメ
プラーソム4バナナの葉で包み焼き。
フワッと漂うバナナの葉の香りと、やっぱり酸っぱい香りw
見た目はあんまり変わって見えませんが、どうなんでしょうか。
プラーソム5もち米にも火が通りましたが、温かくここまで酸っぱい米というのは慣れないのでかなり違和感。
でも旨味は相当なものです。
バナナの葉の香りもするけど、そんなことより身の味!
明らかにフナみたいな味が現れてきました。
この味どこに隠れてたの?
生とはまた違う酸っぱ旨さになってますね。

乳酸菌というのは腸内を正常に保つ善玉菌だというのは誰もが知ってることかと思いますが、日本よりも水の悪い海外のほうがよほど重要なのではないかと思います。
あのカスピ海ヨーグルトの産地では現地人は雑菌だらけの食べ物でもわりと平気だとか。
これなんかも腸内正常化にかなり役立っているような気がするなぁ。
加熱したら意味ないような気はするけど、確かに生でも充分イケるのでね。
人間は動物の本能が残ってるうちは有益と実感できたものは「美味い」と認識することが可能なのではないかと思っています。
タイで根強く残っているのが少しわかった気がします。
プラーソム6はるばる日本までご苦労であった。
褒めてつかわす。

プラーソムは日本人でも虜になっちゃう人がぽつぽついるようです。
料理として出す店を探すより、売ってる店を探すほうが簡単だと思いますよw
近くのタイ人が多い地域で専門店を探しましょ~

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