ガイアナ協同共和国の奥地で時々見かけたバッタがいる。
でかい。
造形はおおまかにトノサマバッタ風なんだけど、全てのパーツが色もサイズも日本規格じゃない。
見れば見るほど仮面ライダーのV3とアマゾンを足したようなやつだ。
羽を広げると派手なセミやビワハゴロモを彷彿とさせる鮮やかさ。
バッタだから食べられそうな気もするんだけど、アジアからアフリカにかけてはトウワタバッタの仲間みたいにキョウチクトウ科の有毒植物を食べて毒を溜め込み分泌する種もいる。
正直、このバッタについては知識が全くないからわからない。
しかもわりと派手なだけに警戒したくなる。
旅先で倒れて迷惑かける訳にもいかない。
だが、これだけ大きいとやっぱり興味がある。
と、いうことで電子レンジでチン。
最終日に一泊するホテルに電子レンジがあることが分かっていたので、1匹持ち帰って「チン→冷ます」を2回繰り返し、過熱殺菌と完全乾燥。
ホテルまでの間に糞は全て出てしまっているので未消化物の心配はないと思う。
とりあえずこれで検疫は問題ないはず。
調べてみると、ブラジルにもいる Tropidacris dux Drury ってやつっぽい。
結局、何食べてるかよくわからない。
とりあえず揚げてみる。
多少の毒があっても1匹くらい大丈夫なんじゃね?
手を添えるとやはり違和感のあるデカさ。
レンジで完全乾燥させてから揚げたからなのか、こいつの特徴なのか定かではないが、普通のキチン香に混ざって若干甘い香りがする。
味は・・・
うん
普通。
大型なだけにしっかり揚げないと堅そうだが、ここまで完全に乾燥してからだと容易にパリパリになる。
特に腹も壊さなかったし、現地では淡水エビが非常に少なかったからキチン的な風味が恋しくなったらまとめて揚げて食べてしまうのもよさそうだ。
はじめまして
2014年のワールドカップブラジル戦でコロンビアの選手のハメス・ロドリゲス選手の
体に止まってたのがこの仲間(別属にされる事も)でもう少し小柄な種類でしたかね
一方でduxよりもう一回り大きな種類もいるみたいです
1980年代のテレビ番組で「サルがその座高くらい大きなバッタ食ってた」というのも
マーモセットやタマリンなどの30cm未満の小型のサルがこの仲間を食べてて
バッタの脚部分も加味して同じ大きさに見えたって事なのかなあと思っています
本には食用になると書いてありましたけど、日本人での実践例で種類を明記して
記述された方はは初めてかもしれません
素晴らしい記事で興味深く読めました。有難うございます
そんなバッタとは全く知らず、現地では電波も届かなかったのでどうせなら鮮度良い状態で食べてみたかったですね。
毒バッタの生半可な知識が邪魔をしてしまい勿体無かったですw
普通のバッタの味・・が分かりません。
よし今年こそはバッタ食ってみよう!
僅かに香りは違いますがトノサマ寄りです。
ショウリョウなんかとは違う感じの。
まさにライダーアマゾン!・・・食べちゃいましたね(笑)
ガイアナレポート楽しいですが、やはり何か食べて頂くのが見てる側のドキドキ感ありますね(・∀・)
アマゾンはトンボなんですけど、めちゃくちゃ似てますよね。
食べたいものは多くあれど、大半ボートに乗ってるし、自由に食べてる時間あまりないんですよ。
ここから魚もそれなりに食べたけど落ち着いて味わう時間もあまりなかったですしね。
アマゾンはオオミズトカゲですよ・・・。(ボソッ
トンボはニコ動で絶賛配信中のブイスリャーです。(ボソッ
オオトカゲいなかったんだよ!
ニワトリ買えなかったし
こんにちは!
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記事楽しく読ませていただいております!
あざーすあざーす
まさかとは思ったが、やはりたべちゃいましたか( ̄◇ ̄;)
気になるじゃないですかー