ざざむし。

野食感謝祭 in 富山 準備編

私はとことん無精者なので自分でイベント仕切るのは真っ平御免なところ、富山での野食イベントだしいつもの関東開催の野食会は何度も参加しているので重い腰を上げ、1回くらいやっておくかなということになりまして募集をかけてみた訳ですが、結果、1分半で枠が埋まるという関東と殆ど変わらない結果。

しかし内訳を見てみると激戦の関東の状況を知っている人達が圧倒的に強く、何故か富山開催なのに半分以上が関東方面からの参加という事態に。本当は北陸勢にできるだけ多く実感してほしいところもあったのですが北陸勢ばかりになっても叶わないのでとても悩み、悩みに悩み3秒ほど悩んだ挙句先着でぶった切りました。
次回があるかどうかわかりませんが、あったら時間ジャストの応募を目指してくださいね。こちらでも何らか対策は練ると思いますが。

毎度のことながら会の写真が多すぎて分割したいのと、イベント前に歩くことや作ることは遠足や釣りや文化祭の前みたいな感覚の楽しさがあり、僅かでも受け身では得られないものが伝わればいいかなと思いメモ程度でも残してみることにします。


山奥へ行かずともまだ日陰には雪が残り、いつ春が来るんだと気を揉んだのですがカマキリも孵化して暖かくなったことを知らせてくれました。
しかし下の水溜まりに大量にハマって殆ど死んでた。そんなことならフリカケにしてやったほうがよかった。

暖かくなったとはいえ、山菜については確実に遅れているものも多く確実に得られる保証はない。イベント4日前、下見にまわってみることに。


日当たりの良いところは気の早い細いコゴミが生えているけど、太い株のエリアは全く生えていない。日陰にはまだ雪が。これは危険だ。

まだ芽が出始めだが、前日となる3日後なら何割かの株は採り頃になるんじゃなかろうか。全くの絶望でもなく、なんとかなりそうな気はする。


むしろ気候より不安要素だったのはこれだ。
せっかく何年も生きてきた極太株なのに、出た芽を根こそぎ刈っていった形跡がちらほらあった。こんなことをしていたら体力が尽きて株はいずれ枯れてしまう。直前にこういう後先考えない浅ましい連中が入ったら終わりである。


あんなのを見てしまうと近くの元気な株から採ることすら申し訳なく感じてしまい、今回は下見なのでこれは採らず。


コシアブラもまだ若く、3日後ならちょうど良い頃かも。

v・)ノシ よう

後日。

食材を解凍開始するなどしながら、出す予定の果実酒の見た目がなんか寂しいなと久々にタブレットを引っ張り出してみるも、繋いでみたら反応しない。
そういえばWin10になってから繋いだ記憶がない。OSのせいなのか壊れたのかサッパリわからん。この期に及んでそこからかよw
あーだこーだ試しているうちに時間浪費し、無駄っぽいのでインテュオスは鍋敷きに降格するとして眠ってたファーボ発掘して繋いだら動いた。何故か筆圧感知しないけどマウスよりマシだとラベル5枚描いたら寝る時間1時間になってた。
バカじゃね?

そうこうして起きると前乗りのペンさんが富山に到着。

前日に能登島のYさんから届いていたネズミザメの自作フカヒレ(右)に加え、ペンさんが持ってきたオナガザメのフカヒレ(左)が揃い、面白いことになってきた。
・・・と、この段階では思っていた。

とりあえず持ち帰り、寸胴に水を張って一晩表面のゼラチン層に水を吸わせる。


翌日、ペンさんと必要なものを買い出しに出たついでに買い物は観光客向けの店で買うものと地元民向けの店で買うべきものの話をするなどしながら食いたいものを買う。

会場の管理人さんに挨拶に行って海を覗いて、さぁどうしようかなと。
せっかくだから毎週2回覗きに行ってるところでも行ってみようかなと。
どう見てもアミガサ生えそうなんだけど全く生える気配がなくて絶望してきたところで、3日前も見たばかり。
ここ1か月は全国的に生えてる報告流れまくっててズルいわーって思ってたので、ペンさんにも見てもらって「ほらね。生えそうなのに生えないの不思議でしょ?」って言おうと思ってたんだ。


なんで生えとんねんwww
去年近くで見つけた時より2週遅れてる。
今年は雪も酷かったけど、こいつらにも影響が出てたってことだろうかね。


採らなかった小型も含めると25本くらいあった。

しかも数㎞の範囲にパラパラと生えてる。
やっぱり富山にもあったんだ。


食べ頃コシアブラもあったので適宜採取。

モンキス事務所に戻って私は銀杏を剥き、ペンさんはフカヒレのゼラチン剥ぎ。
銀杏70個剥けたところで天麩羅開始。


買ったシロエビ2パックとホッケのフライに採った山菜で1000円のおかず。

腹減ってたのでうまさが染みる。

一旦自宅に戻り、下処理してた肉を煮込みはじめるなどしながら会場内のMAPや指示看板など作ろうと思うも、筆圧感知しないとここまでクソなのかとイライラしてきた。
寝不足はいけないらしい。
だが断る。

剥いた銀杏も仕込み開始し、その間に進めていく。


てことで残りは全部殴り書いたり殴り描いたりしてたのだけど、頭朦朧としてたので後で見たら触腕に発光器を描くという意味不明な間違いをしておりやっぱり寝不足はよくないらしい。もういいやと投げる。プロの人は修羅場だらけなのにまともに仕上げるので人ではないことがわかる。ます。

4日熟成して真空パック冷凍してあったフェモいやつらを解凍し、分離しない程度に再度加熱してから冷蔵庫へ。

視界がぐわんぐわんしてヤバーいと、両手で顔を押さえて正座して突っ伏したところで落ちたらしく、1時間くらい経って倒れて起きた。脳細胞が死んでいく。
たーのしー↓


事務所に行くとペンさんがひたすらフカヒレばらしを続けていた。

・・・何時間やってたん???
姿煮に使う部分とは違い、軟骨表面を覆う部分をバラさないといけないんよね。

日付が変わり1時半を過ぎた頃、ようやく一区切りついたのでそろそろホタルイカを見に行こうかということに。しかしペンさんはしびれている。

肝心のイベント当日が低気圧のせいで中止にせざるをえなかったので、前乗りできる人だけでも楽しんでもらおうという訳だ。しかしペンさんはしびれている。

しょっぱいけど、いるにはいる。
30分でこのくらい。

爆湧きには程遠く2時間くらい遊んでこの程度だったけど、飽きない程度に採れて十分に楽しむことができた。これとは別に身投げ個体も45匹拾ったのでエサも確保。


速攻帰って茹でたてを味わう。

やっぱり茹で加減は高火力で2~3分やらないとダメだよなと結論が出ている。
しゃぶしゃぶはシャブシャブするくらいなんて論外。
シャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブシャブくらいやってちょうどいいのでみんなシャブおじさんになるがいい。


鮮度抜群の茹でたてはマジで肝が別物すぎなんだって。身のプリプリ感も絶妙で風味も軽やか。これに関しては何もつけないのが至上に感じるバランスのよさ。

食べないとわかんないから。どんなに言っても食べてない人には伝わらないということはもう理解してる。
鮮度落ちてくると茹でた時に肝が破裂して溢れるようになるので鮮度の目安になる。

2~3匹は味見したいよねとか言いながら2人で1/3くらい食っちゃって、残りを車内のつまみ用に詰める。
会前日の前乗りとして2時間後には玉置さん365日野草生活のんさんが来るのだ。二人とも変態なので安心だ。何が。
合流したらホタルイカをつまみながら山菜のポイントをまわる。

3日もあれば出るだろうと思っていたコゴミが殆ど出ておらず思惑が外れる。

仕方なく日当たりのよい場所からマシそうなものを選んで一株から2~3枚ずつ葉を刈っていく。


冬眠明けのヤマカガシたん。

人が死ぬ程度の毒蛇なので慣れてない人は安易に扱わないようにね。ちなみに富山にも青い子はいます。


移動中に90年続く老舗のドジョウの炭焼きを食べたり。

炭の香りと骨の香ばしさとタレが相まって美味しい。


コシアブラの木を片っ端からまわるも、伸びてる木と伸びてない木の条件の違いがまったくわからん。隣同士で極端な差があったりするのはどういうことなんだ。

まぁ、会で使うには十分だろというくらいは採れたのでOK。

と、道の駅に寄ってみるとコシアブラやタラの芽の激安っぷりに愕然とする。
食べ頃サイズが2~3段目いっぱい詰まってて400円てアンタ・・・
タラの芽なんて同じように入ってて300円だし。採りに行くのアホらしくなることを帰りに気付くが採るのが楽しいんだよね。


バイカモが綺麗なところがあるので案内してみたり。

晴れてる日はほんとこんな色なので晴れててよかった。


帰って仕分け。

一旦自宅に戻って、ワラビとアケビの芽はアク抜き、他は洗って水切ってペーパータオルで包んで鮮度保管処理。
寝てはいけない気がしたので銭湯へ行って無理矢理意識を引き戻したりなど試みていたらドラムカンの下に落ちてるガム2個くらい体力が回復。

殆どペンさんが気合でバラした苦労の結晶であるフカヒレをガラ出汁で加熱浸漬して下味をつける。恐ろしい勢いで縮んで大量のアニサキスにしか見えなくなるが仕様なので仕方がない。

車に荷物を詰め込み、微妙な海況ではあるけど玉置さん達をホタルイカ案内。
もう自分達はいいからとウェーダーも履かずに行ったら波足が長すぎて近付けないレベル。


でもなんとか3匹とれた。

玉置さんは先月2日でゼロをくらっていたらしいのでなんとかしたかったのだけど、どうにかまわってきてくれたのでボウズ回避はできてよかった。
しかし全く後が続かないので、拾ったホタルをエサにして港のウグイを釣ることに。

無限に釣れるのだけど先着3名をお持ち帰り。
ジュウサンウグイらしきものでめちゃくちゃ太いけどよく調べてないので不明。今回はこれも食材にする予定なので1匹はその為のプラとして解体味見。

しかし危険が危ない。
なんだこのうんこみたいなニオイは。鱗落としてるとヌメリと皮のニオイが拡散してどこかの汚い公衆トイレの記憶が呼び覚まされる酷さだ。
正直、もうちょっと期待していたので危機感しかない。
そして内臓も別の臭さ。あぶない。

ところが洗って3枚にし、皮と腹骨まで外すと途端に臭味が殆ど消えた。
これはもしやと湯引きしてみたのだが意外に食える。
というか、いままで食べたウグイ類の中でいちばんマシかもしれない。あんなに皮が臭かったのに?
旨味自体は弱いのだが不味くはないし、むしろ美味い寄り。ただ身質はどのウグイだろうが鮮度が抜群だろうがやっぱり同じで、脆いので歯応えなどはどうやっても望めない。
もしや?と、何もつけずに食べてみたら意外にもそのままでも美味しい。刺身って美味い魚でも醤油をつけないと美味くないものも多いのに、逆パターンってなんだこれは。
しかし味の傾向からどうすればいいのか対策が立ちそうだなということになってきて、富山ブラックに対抗してウグイホワイトがいいんじゃないかと方向性が見えてきたので眠い目をこすって海に行った甲斐があった。
これでスープをとってDP-Zの10分ラーメン選手権2連覇のマダラさんにウグイラーメンを作ってもらう予定だからだ。

というようなことがあって会当日となったのだけど、小塚さんが混ざりものカイワリほしさに入交雑魚を買ってきて余ってしまったものの有効活用を考えた末、いつのまにかウグイホワイトはウグイブラックに軌道修正され、代わりに雑魚ホワイトも生まれブラック&ホワイトの提供が決まったのでした。
だいたいいつもこんな感じでメニューは予定より増えていくんですよね。
臭味を抑えるべく最低限下処理したウグイ達を玉置さんに託し、さすがに3時間寝た。

寝ている間に予想外に海が収まって3㎏以上採れたらしいし、自然はいぢわるで面白い。
起きてフェモの準備しながら会場へ向かったのだけど、この改善Ver.はフェモの記事に追加しておくので再現したい方はそっちで確認してください。

ダラダラ日記はここまで。脳が溶けたまま会当日編につづく。

 

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Comments & Trackbacks

  • コメント ( 12 )
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  1. ゴールドマンⅢ

    主さん絵ぇうまかったのか!!

    てっきり中の人は武骨な研究者かと思っていたが、学級新聞レベルじゃねぇぞコレ

  2. この絵はせつなさんが描いたの?

  3. みんな変態とか、
    ドラム缶の下に落ちているガム2個分体力回復とか、
    ネタ多すぎ(笑)

    絵の間違い探しは食腕に発光器だったんですね。
    吸盤かと思っていました。

  4. 近所の(だった)知人

    あらまぁ、物書きの才能と料理人のスキルホルダーなのは承知しておりましたが、お絵かき上手だったなんて。

    貴方の多芸多才っぷりには毎度驚かされます。

    おそるべし。

  5. なでしこちゃんぐうかわ

  6. 一度だけお話しさせて頂いたことあるんですが、イケメンで博識で度胸もあって絵もうまい。
    社交性もあって優しいとか、何だよこの超人は。
    本当尊敬します。

  7. まさかせつなさんが描いていたとは!

  8. 天ぷらとフライがおなかすきすぎてバカになった頭に猛然と襲いかかり、、、旨い。
    染みました。

  9. >無駄っぽいのでインテュオスは鍋敷きに降格
    なんてこった/(^o^)\
    型番がわからないのでなんとも言えませんが7用のドライバで動く等の話もあります。
    動いた所で鍋敷きから昇格できるかはわかりませんが。

    正座落ちとかあたりで楽しい感が伝わって来て楽しいです。
    旧ざざむしから相変わらずタフですね…

    根こそぎやっていく人らは他に人来ないからやってるのか知らずにやってるのか
    昔はよく取れた系の話は結局こういう事なんでしょうかね。

  10. 開催お疲れさまでした、今回は残念ながら先着に漏れてしまったので次回はぜひとも参加したいです!続きの記事も楽しく読ませていただきます!

  11. 読んでると、疲れないのに楽しさだけ伝わってきていいですね。…ファイナルファイト(笑)

  12. Twitterにも上がってたなでしこの絵はせつなさん作だったんですね…知らなかった…

コメントしたければしてもいいのよ?(カエストハイッテナイ)

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