てゅるるるるるるるる~~~~~~
>せつなが現れた!
イナ男「ここはオレに任せて逃げろ!」
イナ子「そんなことできる訳ないじゃない!」
イナ男「いいからオマエだけでも逃げて・・・生き延びてくれ!」
イナ子「無理よ!」
イナ男「オマエだけの身体じゃないんだぞ!オマエのお腹には俺らの卵が・・・」
イナ子「だから貴方さっさと降りてちょうだいよ!」
そんなの関係ねぇ!
そんなの関係ねぇ!
そんなの関係ねぇ!
という訳でイナゴの皆さんに布袋に集まってもらったのは他でもない。
めくるめく脱糞の宴で一夜を明かしてもらった後、温泉で暖まってもらいました。
最近は脚に文句言う贅沢な人が増えたので羽と跳び脚をもぎましょう。
気にしない人ばかりの時は面倒なのでこの工程は必要なし。
300匹でこんなもん。
左のは脚のモモの部分。
さて、これを天日に干すか、フライパンで乾炒りするかして水分を飛ばす。
ある程度乾燥したら薄く油を引いたフライパンで焦げないようカリッとするまで炒める。
サクサクいけるようになってきたら砂糖・醤油・味醂で味つけ。
分量は好みで好きにすればいいが、重量で醤油より砂糖は多めに。
煮詰めながら焦げないギリギリまでに仕上げて熱をとったら出来上がり。
御飯に乗せるもよし
酒の肴にするもよし
弁当に入れるもよし
パフェに乗せるもよし
ご自由に。
脚は勿体無いから、よい子のみんなは脚フリカケにでもしようね。
これも当時ざざむしの記事にしたけど画像のなかったもの。
イナゴを佃煮にする際、うまく作れば跳び脚も気にならないんだけど
これが歯に挟まるだの、喉に刺さるだの、
いかにもヘナチョコな声が聞かれるので羽と脚を取って調理する人も多いと思う。
そこで勿体無いのが取り去った跳び足の、鶏でいうならモモ肉の部分をカリッと揚げて油をとり、塩を振るとフリカケにできる。
ただ、これだけだと飽き易い味になるので、旬のカブの葉を細かく刻み、
塩で揉んで水を切り、フライパンで空炒りした後、電子レンジで仕上げたものを加える。
これが素朴で香ばしくてなかなかイケるんだよね。
イナゴは佃煮しかないと思っている方もいるかもしれないけど、いろんな食べ方ができる。
これは小魚でよくあるピーナッツとピリ辛に炒めたもの。
ビールが止まらなくなる味。
最近ではイナゴを材料に使ったイナゴ醤油とか、素材としての利用も試されていますね。
ちなみに、カマキリに付くことで有名なハリガネムシだけど、実はイナゴにも寄生する。
寄生している場合は、だいたい布袋の中で糞出しをしている間に出てくる。
イナゴについていてもそのサイズは20cm前後になり、どこにこんな長いものが入っていたのかと驚くものだ。
だから、イナゴも生で食べるとかいうのはオススメしない。
ハリガネムシは人間には寄生しないという話だけど、万が一もありそうだし。
イナゴの佃煮ははモモのぷっくりした所が美味しいと思うので外してしまうのは勿体ない気がする
違います。イナゴは飲み物です。
なんですか?その眼は。いいでしょう。証明して差し上げようではありませんか。
ここにイナゴ200匹がおるじゃろ?これをミキサーに入れて…こうじゃ。
もうちょっとかな?こうしてこうしてこうしてこうじゃ。まだ足と羽が残ってるな。
こうじゃこうじゃこうじゃ。うんもういいじゃろ。
鮮度が命じゃからな、蓋を開けてうっ!青臭ッ!…こいつをジョッキに注いでじゃな。
一気に…おえっオェェェェ!!ううううオェェェェェ!!
(イナゴ液はお好み焼きの元と豆乳を入れて焼き上げスタッフが美味しく召し上がりました)
生はだめですね