先日の豆柿だけど
いっぱい落ちてたのでいくつか拾ってきた。
干しブドウみたいにしておやつにするのが昔流みたいなんで、多分wackyさんが後日やるでしょうから置いといて。
甘さもかなり強いのに、さすがにここまで渋さが勝つと身体に悪いんじゃないかと身体が拒絶反応する。
でもやっぱり柿は柿だし、渋柿の渋は可溶性タンニンだから豆柿でも同じだろう。
という訳で、酒を塗って放置してあったので食べてみた。
普通の渋柿だと「ヘタ」に35度以上の焼酎かブランデーでも僅かに付けて、密封して1週間以上放置しておけばタンニンが不溶化して渋さがなくなるのは有名。
5日しか経ってないのだけど、さすが小さいだけあって既に完熟状態に。
ただ落ちてただけのものはこの状態でも友達テロに使えるレベルの渋さだったが、コレは硬さこそ全くなくなってしまったものの、めっちゃ甘くなっている。
極僅かに渋さの片鱗があったが、明日にはもう平気だろうね。
で。
自分も今の今まで考えなかったんだけど、クッソ渋いだけの実って結構あるじゃない?
タンニンが原因のものだったら同様にアルコールかドライアイスで不溶化できて化けたりしないかな?
それこそカラスウリとか、芯がまだ硬いうちに採ってやってみたら何か変化ないかなぁ?
カヤの実にタンニンが含まれるかどうか調べてもよくわかりませんでしたが、カヤの実ウォッカを作るときに漬け込んだ実のアクが一日で抜けたのには驚きました。
通常ならば重曹などで一週間程度かかるのに。
案外、マテバシイやスダジイ以外のドングリのアク抜きにアルコールが使えるかも知れませんね。
そうなると、めんどくさくて誰も拾わないトチの実にも使えるかもしれませんね。
1日に拘らなければ漬ける必要もないかもしれないので、今度試してみたいですね。
ドングリ類は小学生の頃に暇つぶしにストーブの上でバターで焼いて食べてました。
どれも変わりなく子供の舌でも苦味は全くなくなっていた記憶。