ざざむし。





クッソ暑いので何も考えず山で遊んできた

梅雨が明けた途端になんですかねこの暑さは。
ちょっと日本とは思えない暑さに襲われて朝8時でも外に出た途端に灰になりそう。
こんな時は山ですよね。
天界で涼んで優雅な時を満喫するしかないでしょ。

いつも散策するコースより倍ほど走り、より高地より奥地へ。
道中バナナトラップの準備などもしつつ到着。


お、おう。
泊まらないけどな!

とりあえず水辺を覗きに行こうとしたところで、いきなりエンカウント。

ハナビラタケキターッ!
全然汚れてないし、いかにも育ち盛りの良い株。
これはキノコも期待できるかも?


途中空から降ってきた。クロスズメ?かわいい。
上を見るとあちこちにキツツキみたいな鳥が垂直移動してるけど遠くてよく見えない。

水辺に出てみると岩場でシェードもなく、どうしたもんか途方に暮れそうな感じ。
まだ暑いし、日陰になるキノコから先に探しますかね。


遊歩道に入って間もなくチチタケぼこぼこ。
やはりこれは期待できるのでは。富山に来てからこんなに採集価値の感じるキノコに遭遇したことなかった。


ツルタケやカバイロツルタケもちらほら生えてるけど、老菌が干乾びてるか小さすぎる幼菌の両極端ばかりで採る気になれない。
駐車したところにも小さな干乾びたタマゴタケが並べてあったが、この辺りのタマゴは小型ばかりなんだろうか。でもテングタケは普通にでかいからよくわからない。


キアミアシイグチ?キアシヤマドリタケ?後者かな?
イグチの仲間は何種もあったけど不食菌ばかり。これも食毒不明にしてもニオイがイマイチなのでパス。ポルチーニないかと思ったけどかすりもしない。


途中、12㎝くらいのミミブサタケっぽいものの単体立ち枯れを見かけてナンダコレと思ってたんだけど、先を行くと若いミミブサタケがちらほらまとまって生えていたのでやっぱりあのデカいのもミミブサタケだったんだろうか。
不味いと悪評高いが実際手にとってみると全てがいかにも不味そうなのでいらない。
よかったな!


殻がボロボロでよくわからないけどクロイワマイマイでしょうか。初めて見るやつ。
在来のカタツムリがそれなりにいる環境って何気に大切。
たべないよ!


ニホンカモシカ先生オッス
先月見かけたやつよりだいぶ大きい。

初っ端に期待させられた割に後半全くまともなものが生えておらず時間と体力だけ削って帰還。おかしいぞ。天界にいるはずなのになんだこの暑さ。

汗もかいたし、水辺に行こう。
魚がいなけりゃ水浴びるだけでもいいし。

台風が来てるので雲の動きが早い。雲が多重スクロールしてる。
積乱雲の真下に来ると嫌なのでそれだけ気にしながら釣り開始。

イワナはともかく、なんでか大型ニジマスとスモールがいるという話だが情報は少なくて実態がよくわからない。
釣れないけどスモールはいっぱいいたと先客に聞き、行ってみるとコイだらけ。
コイなんちゃうか・・・いや、ここのコイちょっと食ってみたさはあるけど。

つれた。

真面目に狙うとスルーされるのに、あえて雑にアプローチすると釣れる。
移動もしてないのに無限かのように。
ナンダコレ

同行者がスタックしたルアーを回収しに泳いでいったが、水中で寄ってきたスモールの目の前でワームを動かしたら水中手釣りでワームを奪われて帰ってきた。ここのプレッシャーの低さは一体なんなんだw

明日もあるし、食べる分をキープ。
感じ方は人それぞれかもしれませんが、同条件ならば個人的にはラージよりスモールのほうが美味しいと思っています。


絞めたばかりで鮮度よすぎか、血も抜けきってなくて身が黄色い。
ちなみにたまたまキープしてきたやつの腹から同行者が奪われたワームが出てくるミラクルが起こりゴミにならなくてよかった。


パスタっぽい何かにしたりとか。

真っ暗な中で明日の予定を考える。
いや、めんどくさいから起きてから考えるか。
せっかく空気が良いのに雲のせいで星はイマイチ、虫の声も意外なほどなくて静寂。昼間が嘘のように涼しく快適で気付いたら寝てた。

てーれれれれってってー

昨夜はお楽しみでしたね。
昨日とっておいた謎タマゴが成長してタマゴタケと判明。やった。
しかしバナナトラップには何も寄っていなかった。
早く起きたはいいがあまりにイージーすぎて釣りに行く気分でもないし、誰も起きてくる気配がないから違うコースでも散策してみるか。


ほんと全域にミズナラ、コナラ、カラマツがびっしり生えていて、下草が少ない。もうちょっと経ってから来たらキノコ凄く有望だと思う。誰か行こうぜ。というか遠くてダルいから秋なら1週間くらい泊まりたい気持ちもある。


あちこちにヒッキーベビーがぴこぴこしてる。
超かわいい。

思ったより距離があり、疲れたわりに成果なし。
まぁ次回へのコース取りのデータ収集にはなったからいいやね。

戻ると同行者もスモール釣りから戻ってきた。相変わらず奴らは雑だったらしい。
キノコは標高変えたほうがよさそうだし、スモール釣ってるだけもつまらんし、渓流でも覗きますか。

この辺りは漁業権ないから放流もされてないんだよね。
とりあえずここいきますか。


釣れた。
エサだったら容赦なく釣れそうだけどイワナそんなにいらんし。天然ヒレピンの美しい魚体がほどほどに見られれば満足。


なんでここでウグイ・・・

チタラはようやく渓流で使う機会を得たけど、普通じゃありえないアプローチできてほんとイカス。オリジナルの予備買っとこう。


うっかり引っかけた柳の枝にいたツノアオカメムシ。
でかい!綺麗!カッコイイ!
臭くて満足。

沢変えようかと思ったけど近場は細い沢ばかりで今更エサで数釣る気にもならず、結局目の前でちょっとスモールと遊んで帰ろうかと。


昨日の場所と違ってちょい澱んでる。


トンボが竿にとまろうとするがピントを合わせる前に・・・


釣れちゃう。

相変わらず延々と釣れる。
見る限りエサが少なそうなんだがどこへ行ってもこの密度だとすると水中は異常なことになっているんじゃないか。
漁業権もなし、駆除もされず侵入(というか明らかな違法放流)から何年放置されてきたのか、もはや中途半端な駆除しても食い扶持を減らす助けにしかならなそうな末期的状況。

昨日より平均値が大きめで30強~45弱が延々と釣れ、挙句ヘラのように日陰で座ったまま釣れ続けるのなにこれ。ボトムから水面まで全部出る。もはや優占種になってるのが明らかで、面積広すぎてここはもう完全に駆除不可能でしょうね。
僅か1時間半程度で10数匹釣り、もういいやと終了。
湖面の水生昆虫とか壊滅的なんだろうなぁ。


キノコネットで活かしておいた大き目のをいくつか血抜きして持ち帰り。
スモールマウスバスについてはラージマウスバスとは同列に語れないところが多々あるので気が向いたら記事に書くかもしれませんが書かないかもしれませんねめんどくさい。


イワナ属は皮はそこそこ美味しいけど身の美味さではヤマメアマゴに大差つけられちゃう認識でして、肉質のベクトルは明確に違うけど使い勝手の広さなど鑑みるにスモールでも十分戦えるよねと思っている訳ですよ。
同時に食べたことこそなかったけれど、今回改めてそう思いましたまる。

結論)山遊びはいいぞ

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Comments & Trackbacks

  • コメント ( 18 )
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  1. 羨ましかったのでこっちもウェーダーで川遊びしてたらチタラで60upのアメマスぶっこ抜けました!
    http://i.imgur.com/EojQF3e.jpg
    今までスプーンスピナーで攻め切れなかった淵+流木から出たのでこの記事でチタラを知れて良かったです!

    • チタラはいままでになかった良いルアーだと思います。滝壺の中で上下してるだけで釣れたり、攻め方の幅がだいぶ広がりますね。時々底に突き刺さるけどw

  2. ヒルに好かれる体質

    鹿がいるところにはヒルがいるので気をつけてくださいね。
    気がついたら首元にいるので・・・

  3. カモシカいいなあ

  4. いいな!いいな!いいなあぁぁぁ!楽しそうでうらやましいなあぁぁ!
    と地団駄踏んでばかりはいけないので僕達も今から大冒険へ出発します!
    ところでこの子、スージーでしょうか?(ネブト娘?)
    僕とこは2種類とも壊滅状態になりつつあります。別に採取されている訳でもないのに・・・大問題です。
    それと、イグチ系というのでしょうか、僕もこの夏初めてこの種のキノコにめぐり合い興味をもちましたが特定だけでも超大変ですね。結局推定でしか判断できず、その上食毒不明・・・空涎で終わってしまいました。近くでキノコ好きのコミュニティーを見つけたので今度家族で参加してみようと思います。

    • スジでいいと思います。小さいのって蔑ろにされてる感ありますよね。
      イグチわからんの多すぎですわ。胞子まで見てらんない。

  5. スジクワですかね?
    釣り始めてから海ばっかりですけど、
    本当は山の方が好きなんですよね(^_^;。
    山は気持ちがいい、暑すぎなければ。

    ところで、あらためて魚捌くの上手ですよね。

    • 正解。むしろここまで何故正解が出なかったのかと。
      山は爽やかで沢はサラサラでベトつかなくていいですよね。
      さばきはいつまで経っても適当だからまだ全然ですよ。

      • スジは微妙な場所で捕れますからねぇ。
        いわゆる平地よりも少し標高が上がって、
        通年多湿な状況がキープされている場所
        じゃないと見られない気がします。

        そのあたりに行くとミヤマがメインターゲットに
        なるから、小さなスジは「ひねたコクワ」として
        見向きもされない存在になるのかと(^_^;。
        更に標高を上げるとアカアシが見えてきて、
        標高1000mより上がるとヒメオオの期待値ガガ!
        オニクワもなかなか熱い!!

  6. ミヤマメスの胴ツヤツヤ、ツノカメのベガ肩パットとシマシマ、なんか黒いカタツムリ、魚体の斑点、曇りだけど紫外線強そうな空やら、下草の具合が夏休みを感じます。しかし毛虫の類はよく知らない綺麗なの多いですね。

    • スジのメスで2㎝くらいしかないんやでw
      幼虫の類は変化も多いから図鑑と睨めっこしてもわからんのとか多いですよね。サッパリです。

  7. チビクワガタ?コクワガタ?と思って開いたらクワガタと見せかけた巧妙な釣りのネタですねー。
    バスの顔かわいい。

  8. 昆虫、淡水魚なら僕の領域!と思ったのですがここまでやられたら敵いません。
    やっぱせつなさんは凄いなあ本当に憧れます。
    いつかお会いして色々と遊んで頂きたいけれれども、でもずっとお会い出来ない憧れの人で居て欲しいです、と矛盾が僕の中で沸いてます。

コメントしたければしてもいいのよ?(カエストハイッテナイ)

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