この日からようやく釣りのできる奥地へ向かいます。
アマゾンと言っても広大で、今回の目的地はガイアナ共同共和国から奥地へ入ったところになります。
まずはジョージタウンのホテルから昨日のOgle空港まで1時間、
更にセスナで中継地まで1時間少々。
途中で有名な泥蟹を売ってる店があったようで、買ってこうぜ!
となったのですが、中身はエビしかなかったようで今回は断念。
飛びます
だんだん川の透明度が上がってきます
旋回して~
着陸~
ばいん ばいん ばいーん
・・・。
完全に普通のオフロードな気がするんですが。
しかもめっちゃ短いし、帰りもほんとにこの滑走路から飛び立つんでしょうか。
ガイアナ協同共和国になって40周年だとかで、サンバな感じでなんかやってました。
ここまでどこか陰気な感じで、南米のイメージと違っていたのですが、ようやく明るい感じがしてきました。
子供たちにやらされてる感が漂っていたのは見なかったことにします。
待機中、ハエトリに癒される。
小さな店の周りにトカゲがいた。
日本のトカゲに似てて30cm前後で、なによりその数に驚く。
草むらに近付くと数十匹が一斉に逃げる。
なんだこれw
よく見てると遠距離疾走がちょっとバシリスクっぽくてカワイイ。
これだけの数が密集していて生活できるというのは、それだけ餌が多いことが想像できる。
ここから更に奥地へ向かうので期待が高まる。
キャンプ地までは更に船で上流へ1時間半。
第一関節くらいの丸々したハチがやたら寄ってくる。
カワイイ。
浅い荒瀬もゴリゴリ遡る。
時々、岩に阻まれて両脇20cmくらいしか深さの余裕がない激流の中心も遡る。
途中で漁師さんにマンゴーをもらった。
剥いて食えと。
うっまーーーーーーーーっ!
なんっだこれ
剥く前はちょっと若いんじゃないかと思ったけど、絶妙な酸味と甘味、ほどよい歯応え、それでいて繊維がめっちゃ少ない。
日本でこんなマンゴー食べたことない。
っていうか、香りと甘味に特化しすぎた日本の高級マンゴーよりよっぽど好みだ。
アマゾンぱねぇ。
巨大な豆があちこちにぶら下がっていたり
コンゴウインコが飛んでたり
巨大なカワセミが飛んでたり
見たことない水草が生えてたり
周り見てるだけであっという間に時間が過ぎる。
キャンプ地に到着。
儲かってるのか、年々設備がよくなってるらしい。
川から水を引いてるだけだがシャワーもトイレもある。
どうせトイレも川へ流れてるだけだから、トイレは川でやってもOK。
発電機があるので夜の短時間だけ電気が通る。
冷蔵庫も設置されているが電源が入るのはその時だけw
下流に比べれば透明度は高いけど、それでも潜ると何も見えない。
とりあえずアマゾン名物「川うんこ」を試してスッキリ。
なるほど小魚が食べにくる。
飛行機で切れ痔が気になり、ピラニアが寄ってこないか不安だったが全然平気だった。
キャンプ地周りは焼畑されててちょっと残念。
そして見える小魚の種類が案外少ない。
採集中心ではなく、釣りしながら一週間でどれくらいのものが見られるんだろうか。
陽が落ちるとキャンプ前でカショーロが釣れるらしいのでトップで遊んでみる。
1投目で派手なバイトが出た。
アマゾンすげぇ!
ぽつりぽつりと釣れる人が出るも、自分には後が続かず。
やっとHITしたと思ったら岩場に向かっていき動かなくなった。
引っかかったのかと思ったらワニだった。
2m程度のワニでも岩に両足で踏ん張られるだけでこんなに動かないもんなのかw
ルアー咥えてるだけでフッキングしてないのでバレて終了。
とりあえずアルデバランでは無理とわかる。
照らしてみると常に周囲に3~4匹のワニがいる。
3~4mのは普通にいるらしいから、夜中の川うんこだけはある程度注意したほうがよさそうだ。
あと、ピラニアも24時間営業だ。
その後ようやくカショーロが釣れるも30cm少々の極小サイズ。
これの巨大な頭が欲しいんだけどなぁ。
まぁ、まだ始まったばかりだし、外道でも掛かってくるらしいからいくらでも釣れるっしょ。
はじめまして、せつなさん
コメントを残すのは初めてではありますが前HP時代から拝見させてもらってました
しっかし相変わらずHPのクオリティの高さには敬服します
もはや有料コンテンツ並み
これからも楽しみにしています
そう言って頂けるとやりがいがあって面倒くさいです(ぇ
有料が当たり前になりつつあるけど、有料にしたらもっと濃く更新しなきゃいけないような気になるし、今更見てくれてる人を篩にかけるのも申し訳ない気がするんですよね。
でも有料にしたら表現上気にしなくていい壁も増えるので悩むところです。
アルデバランて書いてあって「!?」ってなったんですが、ベイトリールのですか?
デカイ魚掛けた時に、剛性感はあるけど軽さの所為か、力の無さを感じるんですが。
あっちで通用してたんでしょうか・・・
キャンプ前でワニ掛けたりとかめちゃくちゃワクワクしますねー
アマゾン行く人、結構使ってるんですよ。
最小限の荷物でフィネスにも使えるし、PE5号巻いても60mくらいは入るし。軽いし。
1日中、日本より遥かに早いペースで鬼トゥイッチを繰り返す釣りになるからそういうタックルだけは操作性を重視します。
怪魚やる人達は指ドラグ搭載が常識だけど、あんまり止めると多分曲がりますw
柏木シゲさんの「アマゾン大釣行」を読んで育ったので、アマゾンと言えば「バモノス!!」ってイメージなんですけど、ガイアナ英語圏だからバモノス言わないですね…ざんねん。
でもカショーロやっぱすげぇや。野外に放置しておくとアリさんが骨格標本にしてくれるんでしたっけ?
でかいカショーロの牙の迫力は段違いです。
干されてる頭を毎日見るだけに悔しいという。
アリより先にハエがたかってウジが2日で1cmになりますw
ドロガニ残念でしたね。
あのカニってオーパで見た感じはヤマトオサガニのお化けみたいな感じで、すごく美味しそうでした。
マジでドラムカンや一斗缶で売ってるらしいです。
食べたかったですね。
豊か、、、
ってことなんだろーなー。
しかし、カショーロがギル並みの扱いで、なんかもーねぇ〜(O_o)
ギル並の扱いから始まったんだけど、群れで回遊してるみたいでそれも年々着実に減っているみたいです。
魚全般に、現地人にも守りたい気持ちが浸透してきているのがわかりました。
パクーとエイだけは別だったけど。