ざざむし。

製麺会に行ってきました

製麺会とは、麺好きな人種が集まって麺打って食う会です。
私はラーメンには拘りがなく知識量経験値といったものはむしろ一般人以下だと思うのですが、その分いろんな人の中で食べると自分の単純にうまいかどうかという感覚がどの位置にあるのかを判断できる便利なものがラーメンだったりします。
ちょっと前にDP-Zや趣味の製麺でお馴染みの玉置さんからお話があり、今度どこかで製麺会やりませんかと。
いずれ製麺機は買うつもりなので、喜んで!
と思ったのですが、募集も選定もめんどくさかったので直近で行動したLINEグループに参加希望をとり、FBを眺めて日程的に空いてそうな人に声かけて11名速攻で締め切りました。いつも私の行動はめんどくさいに左右されるので適当で困ったものです。

変人変態な方々がいるので日を追うごとにLINEに上がる皆の素材がカオスの様相を示していき、開催日までには完全に他人事のようになっていたことは秘密です。
そういった意味では会場を提供していただき、初めてにも関わらず手間かけて基本のスープまで作っていただいた宮の字さんには頭が上がりません。
僕は普通に美味しいものが食べたかっただけなんだと言っても誰も信じてくれない。

ここをご覧になっている皆さんの傾向としては製麺経験率が低いほうだと思うので、専門的は話は極力省いていきたいと思います。ヘタなこと書いて突っ込まれても知らんし。
興味をもたれた方は、玉置さんやマダラさん達が作られている同人誌をグルコミ通販などで入手されると良いと思います。
玉置さんと製麺機が登場。
今回は小野式片刃2.2mmの一般的なやつだそうです。
粉です。
小麦とかんすいと打ち粉に分けられますが今回は全粒粉も少し使いました。
打ち粉はよく使われているサゴヤシデンプンだそうです。
あの美味しいゾウムシ達の体はこのデンプンでできているのですね。
かんすいを溶かしています。
かんすいを入れることで麺にコシが生まれ黄色くなります。
粉に対し42%くらいを基準にかんすいを溶いた水を加え、捏ねないように全体に満遍なく水分が行き渡るよう水回ししていきます。
一見まとまらないんじゃないかと思うくらいパラパラに見えますがしっとりしています。
パン粉に見えますが、現場で見るとむしろ天カスっぽい。
水回しが終わったら手捏ねして製麺に入るのですが、素人でも失敗しない方法も教わったので今後の参考になります。
今回は寝かさずこれを使っていきます。
折りたたんではプレスする工程を繰り返した後、幅を狭めてだんだん薄くします。
均一に伸ばすのが難しいのですが、製麺機があるとめちゃくちゃ簡単ですね。
好みの厚さになったら刃のほうにギヤを移し、クルクル回してカットしていきます。
全粒粉入りなので少し蕎麦っぽい色合い。とりあえず味見に一杯目。
あっという間に粉から麺になっていく光景は見ているだけでも楽しいです。

全粒粉が入っている上に捏ね控えめだからか空気を含みソフト食感です。
前回よりかなりソフトだと思ったら、生地を一晩寝かせていないのも大きな違いだそうで。
以後の粉は全粒粉なしでいきます。加水38%くらいの麺であぶらそば。
チャーシュー多すぎて残る問題発生。

ヌタウナギのミンチで作った坦々麺。
ぬたたんたんという響きが良いので作っただけですが、黙って食べさせられて魚介だと思う人は普通いない。
銅蟲さんが2kgの牡蠣を持ち込まれ

少量の水で煮ただけでとんでもなく濃い牡蠣汁が生まれました。
このまま柚子でも落として麺食べたら美味いんじゃないかと思った。
ちょうど麺があるのでやってみたけど案外そうでもなかったのでやっぱり醤油は偉大。
牡蠣は各自好き好きにつまみという間食にて大量消費されていきます。
マダラさんのマーボ牡蠣丼。
米。

フナラーメン。
乗っているのはフナの卵でポテンシャルを感じ、出汁にもフナが使われているようです。
フナ控えめに調整したそうですが、紛れもなく懐かしい川香るフナでしたありがとうございました。

できる範囲で極太めの麺での醤油。
なんやかんやで基本っぽいのは安心できますね。

マダラさんの元祖ニュータンタン再現。
中国人に坦々麺といってこれを出したら殴られるそうですが、それはさておき美味いです。
あたまおかしい巨大レンゲはかっぱ橋で50円だったそうです。

というか、米を入れると完全にクッパです。
米を入れる為に生まれた味な気がします。

前回の家系再現の時も思いましたがこんなの自宅で食べてたらラーメンおじさんと言われても仕方がないと思います。
会場に15年前に買ったまま一度も使われていないというパスタマシンがあり、マダラさんの手によってさながら通販番組か秋葉原の実演販売のように命が吹き込まれました。
ひっそり卵麺も作られており、いつのまにかパスタが出来上がりましたが食いそびれました。

甘いものは別腹というわかりがあります。

部屋がヤバイ臭いに包まれはじめ、これアカンのやないかと心配にさせながら最後にウツボラーメンが出てきました。
部屋に充満する生臭みを伴ったケミカル臭は紛れもなくウツボだったのですが、完成したものはわりと普通な煮干系ラーメンでした。
あのニオイは気化する成分でもあるのかもしれません。
チャーシューの代わりにウツボのタタキを乗せてニンニクマシマシがいいかもしれない。

余った粉でお土産用の麺を打たせてもらい、縮れ麺も作りました。
なんか物足りなかったのでぬたたんたんでも作り直そうかと思います。

白い粉が振舞われ、夜の湘南へ、原稿の海へ、吹雪く雪山へと各自還っていきました。
おわり。

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Comments & Trackbacks

  • コメント ( 14 )
  • トラックバック ( 0 )
  1. ニセゴミムシダマシモドキ

    マーボ丼の米の代わりに牡蠣
    おかしい

  2. 日々のメンテがめんどくさいですけど、あると料理の幅が広がりますよねこれ。

  3. 製麺機の重厚なギヤがかっこいいです。
    チャリのチェーンリングやリアコグも好きです。
    歯車大好きです。

    イカツイ歯車を肴に、白い粉を口腔内の粘膜で摂取する。
    ・・・きっと素晴らしい多幸感でしょうね(ごくり)。

    ついしん
    投稿認証文字が「こかむみ」です。
    コカ、無味?

  4. ぬたたんたんってなんかゆるキャラっぽいですね

  5. 先週通りすがりでパスタマシンを購入したばかりなんで個人的にタイムリーでした^ – ^
    打ち粉がマムシグサとかじゃないかとドキドキしたんですが良かった。
    麺作りって流行ってるんですか?

  6. あ…ありのまま
    今起こった事を話すぜ!

    『おれはざざむしを見ていると思っていたら
    いつのまにかパルを見ている感覚が混ざっていた』

    な…何を言っているのかわからねーと思うが
    おれも何をされたのかわからなかった…

    頭がどうにかなりそうだった…
    催眠術だとか超スピードだとか
    そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ

    もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

    そのうちせつな氏もラーメンおじさんになるのか…
    どれも美味そうですけど、ぬたたんたんと甘いものが特に気になりますね。

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