ざざむし。





手持ちイシダイに悪戦苦闘してきた記録

イシダイといえば磯釣りの王者とも言われ、磯でウニやサザエやカニといった高級なエサをふんだんに使うブルジョワな釣りが有名。
付けエサはもちろんのこと、撒きエサにもウニやカラス貝(ムラサキイガイ、いわゆるムール貝)などを何kgも潰して使う。
確かに主流はそういった陸からのブッコミ釣りや宙釣りだが、船からのイシダイ釣りもある。
楽なのはコマセを使用して浮いたイシダイを狙う釣り。
これは陸からのカゴ釣りにも似たような傾向があるが、ブッコミであんな大変なイシダイもあっけなく釣れてしまう。
効率を考えるとこれがいちばん良いのだろう。

そんな中、独自の方向に突き進んだ船のイシダイ釣りがある。
それが今回行ってきた手持ち竿でカラス貝を使う船からのイシダイ釣りだ。
釣り方に魅かれたのでやってみることにした。

やってみて思ったが、釣り自体が初めての人がやったら釣りが嫌いになるかもしれない。
逆にある程度の覚えがある人がやったらハマる確率が高いのではないか。

修行1日目

去る7/1、千葉から富山まで物好き6名が三崎に集まった。
狙いはイシダイ、それも縞の消えたクチグロ。
陸でやってるのがバカバカしくなるくらい、毎日のようにクチグロ混じりでバカスカ釣れているとか。
2桁釣果もザラ、20枚なんてのも見えてくるとか。
使うエサはこれ。
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多っ!!!wwwww

カラス貝と呼んでいるが、パエリアなどでお馴染みのムールガイことムラサキイガイだ。
大きなものは10cmほどもあるのが40cmくらい深さのある桶にてんこ盛り。
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しかも2杯。
これをひたすら剥きながら使う。
釣り方の説明を受け、始まったものの仕掛け着底数秒でエサが消える。
間違いなくカワハギだろう感覚も伝わってくるが、ベラともウマヅラともつかない感じでひたすら意味不明なままにエサを取られまくることの多いこと多いこと。
鈎はがま磯13号、そうそう小型の外道は掛からないかと思いきや、ちゃんとベラやメジナ、カワハギからスズメダイまで口に掛かってくる。
しかしこんな小さな外道のアタリがわかるのに、ほんとに全く意味不明なままにエサを取られるのだから頭の中は?で溢れる。

正直、みんなナメていた。
専用ロッドは物干し竿の先に猫じゃらしがついたような、剛竿の先だけがやたら繊細な特殊調子で、湾フグの竿をそのまま穂先以外だけ強化させたようなもので、魚のパワーを吸収する為に巨大な肘当てが付いている。
だがしかし、そこまでせんでも1枚くらいは獲れるだろうと。
アタリくらいは人間力で感知できるだろうと。

しかし蓋を開けてみれば全く感知できない。
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誰も正解に辿り着くことができないまま時間は流れ、皆ひたすらカラス貝を剥く技術だけが向上していくw
とにかく下を向き続けることになるので船酔いしやすい人には地獄だろう。
そして炎天下、カラス貝の桶の水は温度を上げ、次第にニオイがバキュームカーの様相になりはじめた。
臭気は完全にうんこ以外の何物でもない。
パエリアの材料が体内を通らずしてうんこにクラスチェンジしてしまった。

なんか尻が冷たいと思ったらみんなの貝汁が席を伝ってきて尻で吸収していた。
これアカンやつやって!
帰りの車どうするよ。

そんなこんなで苦戦しながら昼になってしまう。
船長に「見本見せてくださいよ~」との声も度々上がるが船長動かず、本当に本命がいるのかどうか疑心暗鬼にもなりかけてきた頃、12時を過ぎて船長が動いた。
そこからはあっという間だった。
僅か1時間、我々が何もできないうちに船長はクチグロ含め怒涛の4枚を仕留め、納竿となった。
その4枚はお土産に頂いた。
つまり最後の最後まで待ってもお土産を確保できる自信がある訳だ。
みんなそんなド素人じゃないんよ。
しかし久々に皆、開いた口が塞がらないというのを経験した。
かっけー!マジかっけー!

一旦帰った後に集まって皆で今日の魚を食べたのだが、誰もが大型イシダイのクッソ美味さまでも侮っていた。
小型でも美味い魚だが、大型となるとその美味さがケタ違い。
尋常でなく脂が乗っていて甘味旨味がズバ抜けている中にほんのり香る磯の風味、にも関わらずコリコリさが素晴らしい。
高い店だとキロ程度でも活け締めなら1枚10000円くらいで売っているのを見ているが、それくらいの価値は普通にあるね。
釣りが面白くて食べても満足度が高い。
満場一致でリベンジを誓った。

ちなみに後日、車に乗ったら恐ろしく臭かった。
シャワー浴びてから電車に乗っていかなかったら絶対にうんこ漏らした人扱いされていたに違いない。

修行2日目

3日後の7/4、富山からの連絡
「明日イシダイ行くけどどうです?」
明wwww日wwwwwww

「やりましょう」

かといって、何の対策もせずに行って勝つにはレベル50くらい上げないと無理だ。
武器に頼るしかない。
しかし専用竿を買う時間もなければ、専用竿には逃げたくないし、それでも1枚に対する満足感を上げたい。
手持ちイシダイ2016_04これだな。1000円程度のグラス製テトラ竿。
昔はグラスソリッドだけでどこでも売ってたものだけど、最近はどこの店も在庫削減でニッチ商品はあまり置いていない。
間に合わせだから安い竿を買って分解して使うほうが早かろう。

悲報。
ガイドを外してテンションチェックしたら一発で穂先が裂けたwww
グラスにもランクがあるので安かろう悪かろうである。手持ちイシダイ2016_05裂けたものは仕方がないので削りだし、使えそうな調子に変えていく。
ガイドは在庫がなかったので昔3投で折れたトリプルクロスから移植しよう。
手持ちイシダイ2016_06まだちょっと硬いけど、こんなもんかな。
少なくとも何もしないよりは絶対にマシなはずだ。
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全体が柔らかいと、アタリはとれても硬いクチグロの口を鈎が貫通できないから胴の強いこういう変な調子が必要になる訳だ。
大型になるとイシダイやイシガキダイは模様が消え、イシダイはクチグロ、イシガキダイはクチジロと呼ばれる。
石物師にとってクチグロのクチバシは勲章みたいなもので硬くゴツいのでネックレスにしてたりもする。
あんな口に掛けなきゃ釣れない訳です。手持ちイシダイ2016_08 てことで純並継ぎの小継ぎ竿だから3時間後にはできた応急対応。
さすがに翌日に合わせたので色まで塗ってる時間はないが、問題は感度だ。
今回は色は気にしない。

そして7/5がやってきた。
修行経験者全員が揃った訳ではないが、他の希望者も増えて再戦。
まずは初めての方には最重要ポイントである「うんこ漏らし人間にならない為の注意」を忘れてはいけない。
位置的に最もダメージを受けるのは私だし。

おぉ、今日はてきめんにアタリがわかるぞ!
ウマヅラもカワハギもきっちりアタリがとれる。
手持ちイシダイ2016_09ウマヅラは40cm超が連発。
しかしイシダイどこ?

相変わらず船内でイシダイが上がらない。
というか、そもそもイシダイのアタリがわからない。
もう一隻の船は常連さんが乗っており好調で早上がりだそうだ。
こっちには魚がいないだけなのか?
と、船長が竿を出してみて釣れないようならそっちへ移動しようということになる。

船長、一発で釣れた。

なんでやー!
何が違うんや・・・
手持ちイシダイ2016_10その後も2.3kgのマダコと綱引きしたりしつつ頑張った挙句、ようやくちっさいのが1枚だけ釣れた。
今日の船中のイシダイは船長のを除けば私のこのチビ1枚だけだった。
でもこのサイズのアタリは陸で感じるものと変わらずで、はっきりわかるんだよ。
ちゃうねん・・・こんなのは堤防でも簡単に釣れるねん・・・ちゃうねん。

結局、早上がりした船からまたしてもお土産を頂いてしまうという屈辱。
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美味いんだけど、やっぱり達成感が足りない。
あと、2~3日寝かすともっと美味くなるという話をよく聞くが、イシダイに関しては十分すぎるほど旨味が炸裂するので寝かさないほうが好きだったなぁ。
それじゃ尚更自分で釣るしかないじゃん。

聞けば、夏場を過ぎると細かい外道が増えて次第に難しくなるんだそうな。
これから次第に難しくなるんだから、ピーク時にナメてかかって失敗してしまったことになる。

修行3日目

結局のところ、ただ釣りたいだけならコマセイシダイやればよりイージーなのはわかってる。
でもそういうことじゃないんだよ。

植物やキノコの採集は出現パターンを掴むまでが勝負だが、釣りや狩りはそこからもう一歩、ターゲットとの勝負が始まる。
そしてそれは一度身につけてしまえば毎度ボーナスステージにもなり得る。
それが難易度が高ければ高い相手であるほど、目の前にいても獲れない人が多い訳だから差が大きくなる。
アナジャコやカワハギ、フカセでの大型メジナ、鮎の友釣りなんかはその部類だろう。

しかしこの釣り方におけるイシダイに関しては、いままでのいろんな釣りの中で1枚に辿り着くまでの壁が尋常じゃない。
難しいと言われるカワハギのイージーさが心底微笑ましい。
良いタイミングだと何も考えず釣れる時期もあるそうだが、それはそれ。
熱さを省いて得たいのであれば、そもそも釣りなんてする必要はない。漁でいいし、もっと言えば買えばいい。

ということで、今回は修行経験者と未経験者半々が集まった。
やはり未経験といってもカワハギや他の釣りは当然それなりにやってきているが、さてどうなるか。
出船前から船長の口から出る「あまり良くない」という最近の釣況がモヤる。手持ちイシダイ2016_12さすがに外道の小魚も増えてきているであろう、自分はエサ付けの半分を殻付き方式に変更することにした。
沈んでいく間に雑魚に襲われにくくなっただけチャンスは増えたが、それでも相変わらずの苦戦。
これでも着底3秒くらいでエサが食われる。

皆ますます貝を剥く能力だけがインフレしていく。
こんな能力、実社会では全く役に立たない。

ムラサキイガイには足糸(そくし)があって、これで様々なものに付着している。
ちなみに付着する時に接着剤を分泌しているらしいが生分解性の接着剤として注目を浴びている。
この足糸がとても丈夫なのだが、これを綺麗に取り去っておかないといけないのもわかってきた。
足糸の根元に残る貝柱が落ちにくいので、足糸が鈎に残っているといつまでも雑魚のターゲットになり続けてチャンスロスになる。
これは「妖怪ちん毛しゃぶり」と名付けられ時間を食う妖怪として恐れられるようになった。

うんこ臭いとか、貝汁出まくりとか、くぱぁして付けるとか、もう船上の会話が酷いったらないw

結果、船中6・3・1・0・0・0
明らかに経験者の感覚が上がっており私も3枚だったが、残念なのは船中のイシダイが全て小型だったこと。
それとは別にキロ超のイシガキダイも2枚上がったが、竿の対策を何らか講じてきた者のみに結果が出るという分かり易い構図になった。

そして出船前の船長の言葉にモヤっていた理由がわかった。
実は前日は船中ゼロだったらしい。
恐ろしい。
ただ、同じ船中ゼロでも青物やタイやタチウオなどと違って、より根に着きさほど移動が頻繁な魚じゃないので全くいないとは考えにくく、能力の上げ甲斐はある魚だということは言える。

釣れたものの納得いかず写真も撮ってないが、小型ながらも着実に正解に近付いてきたという実感はある。
あとは満足のいくサイズを釣るだけだ。

が、台風や時化でなかなか出船できない日が続くこととなる。

修行4日目

台風12号が直撃してまたダメかと諦めかけていた9/5
台風どこいったかと思うほど凪いで決行となった。

少し早く家を出て、隣の港でヤドカリを拾う。手持ちイシダイ2016_13赤潮もたいしたことなく、塩辛作った時より楽勝で大きいのを22個拾えた。
さすがに外道ラッシュだろうから、エサ取りが多い時の対策に保険が欲しいと思ったからだ。

今回は取材も兼ねてるとかだけど私はやること変わらない。
船のほうでも外道対策にイソガニやイワガニが準備されていた。
状況を聞くと、最近潮が早すぎて難しいんだと。
へー。

今回は修行経験3回が3名、修行経験2回が1名、未経験ながら専用竿を準備してきたのが1名の計5名。
さすがに厳しさがわかってきたので全員が何らかの対策を講じている。
さぁ、どうなるか。

スタート!

はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?

たかが10m少々の水深の場所なのになんで糸がこんなに横に流れんの!?
激流なの??川なの???
物凄い勢いで左に流れていく糸。
底に着いても海流でオモリがどんどん浮き上がってガンガン流れていく。
せっかくの感度が糸フケのクッションで吸収されてしまい、新たな壁が立ちはだかる。
ここまで構築してきた経験値を鼻で吹き飛ばしてくる海ホントこわい。

さすがに今回で終わらせられるだろうと思っていた時期が私にもありました。

だがそれはそれ、いままでの経験値を動員して対応していく。
単にオモリを重くするだけだとそれはそれで食いが悪くなったり感知できなくなったりする。
試行錯誤の中、いつものようにベラやカサゴが釣れるようになり、カワハギや小型イシダイは釣れるところまできた。

そんな中、明確に違うアタリからようやくスライドしない引きの何かがきた。OLYMPUS DIGITAL CAMERA
キターッ!

小さいけど!キロに足りなさそうではあるけど!
縞が消えはじめるには早いだろうサイズだけどちょっとマシなのキタ!

求めてたのはこのサイズから上ですよ。
年間何枚かは3.5kg前後のも上がるそうだけど、そこまでなくても2kgとかそのへんが釣れたら大満足なんだ。
やっぱり着実に近付いている。

こんな激流だけどカワハギがエサを食っている感覚はしっかり伝わってくる。
でもそうそう掛からないんだよね。
なんせいつもカワハギ用に使ってる6号と比較するとがま磯13号はこんなにデカいんだから。OLYMPUS DIGITAL CAMERA
生まれたての赤子の口にアメリカンドック突っ込もうとするくらい無理があるよね。
カワハギがついばんでいても口に入ってない可能性がありすぎる。
でもアタリさえ捉えられれば電撃フッキングである程度は釣れる。OLYMPUS DIGITAL CAMERA
最終的にこんだけ。
鈎が大きいのでカワハギも20cm以上しか釣れない中、尺超えまで釣れたのは嬉しい誤算。
カワハギ仕掛けで狙ってたらとんでもない釣果が出そうな気がする。
しかし結局、今回もイシダイはクチグロには遠く終わった。

そんな中、最後の最後の終わり間際に小塚さんがやってくれた。OLYMPUS DIGITAL CAMERA
竿を幾度もぶち曲げドラグを鳴らして上がってきたのは50cm2.2kgだった。
4回目にして私の小型3枚しか船中上がってなかった中で、ぶっちぎりの大逆転。
なんやこのドラマ性。
さすが、やっぱり持ってる人は違うな・・・

経験値をむしりとっていくような海にうなだれて無気力になっていたかと思えば、実はひたすら貝を剥いていた。
勝因は「剥き力」という新しいお言葉をいただきましたwOLYMPUS DIGITAL CAMERA
そしてまたサザエとマダコをお土産に頂いてしまった。
実は今回も前日6名出船で船中ゼロだったんだそうな。
マジで恐ろしい。

あとはいつものように食べるだけ。

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各刺身と、吸盤皮ポンと、アラ玉汁。
もう全部言うまでもなくうんっっまい。

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イシダイの皮ポンほんと甘くて毎度欠かせない。
まだまだ小ぶりではあったけど、さすがに身質が小型しまだいとは別格になってきている。
良い歯応えなのに甘く溶ける脂が一気に口に広がる。
はよ2kg釣りたいね。
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カワハギの刺身。
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カワハギは肝和えも美味いけど、湯引きした肝の塊に醤油つけて刺身乗っけて食べるほうが好き。
至福なんて薄っぺらい言葉で表現できない美味さだよねー。
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マダコとカワハギとイシダイのカルパッチョ。
イシダイはカルパッチョに向いてないなぁ。

とりあえず、成長はしてきているので今のレベルでハイシーズンに戦いたい。
来年もまた行こうと皆で約束して今年の船イシは幕を閉じた。

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Comments & Trackbacks

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  1. もらしそうで我慢出来なくなったら貝汁ゾーンに座ればいいんですね。
    尻で貝汁を吸水するのか、はたまた尻からスカトールを混入させるのか。
    混入といえば、点滴に異物混入で騒ぎになってる病院は結構近所です(ばく)。

    イシダイかぁ、いつかは釣ってみたいし食べてみたいですね。
    船上の会話にはつぃてぃけなぃかもしれなぃけどぉ(きゃっ)。

    とりあえずなんて言えばいいのか、釣りは面白いですね。
    今週末、無印ツインパワーが届くので楽しみです。
    つい最近16ナスキーを買ってみたばかりなんですけどね(爆)。
    引き続き、大型のクロダイやスズキを狙いますぅ。

    スズキはキムチ鍋にするとかなり美味いですね。
    クロダイはストリンガーで生かしておいて持ち帰る直前にきっちり血を抜くと、
    刺身で食べても臭みも無くシャキシャキしてて美味しい事が分かりました。
    クロダイは寝かすより新鮮な方が食感がよくて好みです。
    また、クロダイとキビレだとキビレの方がハラワタがキレイで臭くない。
    メジナのハラワタは、バイメタルサーモが壊れて水槽煮えちゃった時の
    プレコの臭いがするなど、釣りを始めていろんな事を知れました☆

    • 何故に無印。大事に使うならそのナスキーのほうが性能いいくらいなんでは。
      白身の魚はだいたいキムチ鍋でなんとかなりますね。
      なんやかんやでいろいろ釣れてるみたいでよかったです。

      • 16ナスキーはたぶん、値段なりに悪くない商品だと感じました。
        ただ全体的にカッチリした感じはあまり無くて、そこが値段なりかなぁと。

        これまでは中古で買った白いバイオマスターXTを使っていましたが、
        20年も前の物なのに物としての作りはナスキーより遥かに上等。
        「この差はやっぱりベースの価格差なんだろう」そう思っていたら、
        いつのまにかツインパワーを発注していたのでした(笑)。

        納期が遅れてたのですが、やっと明日届きます。
        15ツインパワー4000pg、剛性感はいかなものか!!1!

  2. 最近このブログを知って、昨日全部読みました
    凄い!
    面白い!楽しい!そして文章も知識豊富でそれでいて笑わせてくれる
    もうありがとうとしか

  3. イシダイはコマセでなら釣れたことありますが、
    これは面白そうですね。

  4. せつなさん!!コメントいろいろ打ってたんですけどカープの優勝が決まりそうでそれ所ではなくなりました( ゚д゚)
    とりあえず「少女が淫らな声を…」までのコメント打ってましたけどTVに集中します(T ^ T)

  5. はじめまして。
    いつも楽しく拝読させていただいております。
    釣り方についてですが、地元広島でかぶせ釣りなる釣法があります。
    牡蠣の養殖筏からする釣りで、ターゲットはチヌ・コブ鯛・石鯛・アイナメ・カワハギなど。
    錘を使わず牡蠣またはカラス貝を殻付きのまま使います。
    筏竿なる専用の竿が市販されています。
    この釣りは本文にあるように専用の竿以外では初心者は何時餌がなくなったか分かりません。
    リールも専用のリールが市販されておりメジャーなのはバイキング筏44で低価格で
    使いやすいです。
    雑魚が多いときはファールスピードを調整するのに錘や砂を詰める等工夫が必要になります。
    着底した瞬間が一番あたりが出やすく緊張します。
    もちろん防波堤からでも出来ますのでやってみて下さい。こぶ鯛が近くにいれば一投目から
    ヒットしてきますので。
    せつなさんの釣りの参考になれば….

    • 筏だとダンゴのほうが有名だけど、牡蠣を使うやつもありますよね。
      筏がある地域が限られるけど、牡蠣の場合は殻付きで穴あけて使うやつだったでしょうか?
      以前釣り絡みの仕事もしていたのでその頃に記事で読んでこれはいいなと思ったものです。
      海洋汚染になるから、釣れるけどダンゴはあまり好きじゃないんですよね。

      • そうですね、殻付きのまま使います。
        牡蠣の内臓だけが露出するようにハンマーで殻を割り、そこに針を仕込みます。
        餌を求めた魚が内臓を吸い込むととアタリがでます。
        石鯛の場合は啄ばむ様な複数回のアタリが出ることが多いです。
        瀬戸内、特に広島は牡蠣養殖が盛んなため、副産物(?)として浅瀬のそこら中で
        牡蠣が取れますので餌の調達は楽です。子供の頃に牡蠣で足の裏・膝・掌を切り
        傷口の中の牡蠣殻がなかなか取り出せず苦労したのを思い出しました….

        • あの釣り方は記事を読んだ時に面白そうだなと思ったのを憶えています。
          エサの量がどれくらい必要になるのか検討つきませんが。

          牡蠣にしてもカラス貝にしても殻付きで中だけ食う映像が見たくて仕方ないんですよね。
          釣ってるとどう考えても意味がわからない食われ方や掛かり方する場合があって、アタリからイメージが追いつかないです。

  6. これだけ忙しそうに動いているのにブログまで書いて我々を楽しませてくれるとか
    せつなさんは本当に尻からうんこの匂いがただよういい人だと思いました。

  7. はじめまして。
    自分は去年10月頃、初めて石鯛を釣りました。
    餌は黒貝(ムラサキイガイ)の殻ごと一枚掛けで、チヌ狙いの道具に食ってきたので相当てこずりました。
    ちなみに剥き身餌にすると、こちらでもカワハギが相当好反応でした。
    今回の記事を拝読してすぐにでも釣りに行きたくなりましたが、現在酷暑による高水温で黒貝が全滅してしまい、餌が調達不能な状態です・・・。
    次回釣行の記事も楽しみにしております。それでは失礼します。

  8. “釣りや狩りはそこからもう一歩、ターゲットとの勝負が始まる。
    そしてそれは一度身につけてしまえば毎度ボーナスステージにもなり得る。”

    すっごい分っかるわ~・・・

    僕等“突き野郎”の間ではこのフロー状態を“目になる”って呼んでます。“鮑目・サザエ目・スズキ目・イシダイ目・イセエビ目・・etc”
    さらにスキルアップすると、ゾーン状態に突入し獲物が止まって見えます。又、目を閉じ脳内でシュミレーションしたときに海底の地形、水温、流れ、矛の発射角度や魚の逃げる動線まで仮想できるようになります。
    もはやアスリート並みの集中力!
    そうなれば日々ボーナスステージですからな~(笑)

    にしても・・・めちゃくちゃ楽しそうでなによりです。

    • 姿見えてなくても、そこにいるってわかる時ありますよね。
      んで、想像通りデジャブかのように釣れたり。
      あまりにパターン化してくると出かけず家の中で妄想だけで満足できるようになるので自然への負荷が最小限になります。

      • 最近ソレで回数減って収穫減。そして嫁はオカンムリ・・・
        鵜と呼んでくだされ・・・orz

        • 獲ってこないからって怒られるというのは身近ではレアケースかも。
          めんどくさいから持って帰ってくるのを規制される話のほうが多くて。

  9. 以前twitterで拝見した替え穂先はここで使ってたんですね

    まさに修行のような釣り…
    ハードル高いですね…

  10. ロックだぜー!
    イシダイだけに。

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